タグ： 水無月 静

身長162cm、黒髪ショートで濃紺の瞳。そこそこの整った顔立ちをしているが目にハイライトがないことが多く近寄り難い雰囲気がある。小学生の頃に警察官であった父が上司の罪を着せられ辞職に追いやられ、自殺する。自宅に毎日のようにマスコミが押し掛けてきており、母も精神を病んだ。出身は熊本であるが、報道のせいで仲良くしていた友人達や周囲の住人達からも鼻つまみ者とされてしまったため、引っ越しを余儀なくされた。京都に住む親族に引き取られたが、そこでも腫れ物のように扱われ馴染むことが出来なかった。人間不信の気がある。家に居づらかったこともあり、よく図書館に出掛けていた。元々の要領の良さもあり、東大(文Ⅲ)にストレートで合格、奨学生として授業料減免を受けながら社会心理学を専攻。復讐のため警察官を目指しており、国家公務員試験にも合格したが、静の大学卒業前に汚職がバレて当時の上司は辞職した。成績優秀であったためキャリア組としてそのまま警察庁に就職。就職後、父のことを知る上官に声を掛けられ、以降目を掛けられている。惰性で仕事を続けているが、元々の要領の良さとその頭脳明晰さから出世街道を順調に歩んでおり、30歳にして現在の職位は警視正。東北地区の総務監察・広域調整部の主席監察官を務めている。死にたがりではないが生に執着も無いので周囲に死に急いでいるような印象を与えることがある。現職に就いた際上官から防弾スーツを押し付けられ、捨てるのも勿体無いので着用している。日々激務をこなしているため体力はそれなりだが筋力は警察官としてはやや低め(一般的に見れば平均的)。そのため、戦闘においては組手より銃を好む。狙撃の腕はそこそこ。部署柄もありやっかむ人間もいるが、あまり周囲に興味が無いため受け流している。一方で、自身の過去の経験から、弱者に優しいところもある。頭脳明晰で知識も豊富。しかし人間不信なため必要以上に情報開示はせず、静観していることも多い。猫(サバトラ)を飼っている。

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