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●猪名川 傑 (いながわ すぐる) ○男 /18歳/ 174cm/ kg ○誕生日:月日/座/型 職業:高校三年生 like:いとこ、かっこいい人、強い人、おにぎり Dislike:勉強、大人 幼馴染:躑躅森樹里　 昔はよく遊んでいたが、いつきくんがグレたころから親に交流を禁止され長い間それきりだ。 大好き。 《デザイン参考》 ｢有馬山　猪名の笹原　風吹けば いでそよ人を　忘れやはする｣ ///////////////////////////////////////////////////// 【性格】 根暗、冷静、陰キャ。 でも友達は少なくはないほう。だって真面目だし。ただ真面目ないい子だから仲良くしていたいと一緒にいる人も、真面目さを利用しようと近づく人もいる。知ってるけど関せず付き合う。人間そんなもんだろ。 生真面目なので悪いことはしない。 というよりできない。 常に優しい人であろう、誠実であろうと考えているが、どうしても時折めんどくさいと思ってしまい自分を恨んでいる。 常に下をみて歩いている。 自由が欲しい。 【その他】 ・体育の中では1番サッカーが得意、めちゃめちゃ上手い。運動は中の上くらいできるが、サッカーで体育の点数は伸ばしている。 勉強以外はできないので。 ・一族は医療関係の名門一家である。 本家からずっとそうであり、両親、祖母祖父、叔父叔母、いとこもみんな医療従事者である。 中でも叔父は大病院の院長をしていて、逆らうことができない。 ・両親には医者になれと言われている。 両親の自己満足で押し付けられた参考書や塾、通信教育、習い事を全てこなして娯楽なんて無く生きてきた。 自分には逆らうことができないため行きたくもない医科大学にいくか現在悩み中。 ・進学検討中なのは東大医学部。正直辛い。 でも自分ができるのってそのくらいしかないし、行くべきなのかなと思っている。 ・7歳離れた従兄弟に有馬薫という人がいる。 彼はこの一族で唯一、医者にはならなかった。 今は有名なあの零月邸の執事をしているそうだ。 彼も自分と同じく周りに縛られて、抑圧されて、医者になるように強要されていた。 将来の期待ばかりされて、娯楽なんて俺たちの周りにはなかった。たまに親族の集まりで会えば、沢山構ってくれたし、知らないことも教えてくれた。沢山甘やかして、失敗しても褒めてくれる彼は…自分の中では兄のようだった。 その状況下でも自分みたいに周りを恨まずこなしていた彼が、俺に優しく接してくれる彼が凄くかっこよかった。 優しくて、強くて、…そして自由な人だった。 彼が親に反発して自由に暮らすようになったと聞いた時、かっこいいと思った。 自分にはできないことを成したんだと思った。 強い彼が大好きだった。 ｢高校入ったら、きっと変わるぜ！俺はそうだったよ。知らねぇ奴がいっぱい居て、それぞれいい所があって…。 きっと傑も、一緒にいたら楽しい奴が見つかるさ！そしたら、迷わずついてくんだ！ ビビってもいい、失敗したっていい。大人に怒られたっていい。 ダチは大事にな！いいもんだぜ。｣ 【 】 自由な人が好きだ。 強い人が好きだ。 自分を曲げずに通せる強い人が。 自分もそうあれたら、と強く思う。 それが孤独に導けど、自由であることこそがなによりもかっこいいと思うのだ。 ある日、こうもちかけられた。 自由に生きる彼から、 孤独に生きる彼から、 …強くてかっこいい、憧れの彼から。 『この世界、ぶっ壊してしまわないか？』 …と。 こんな退屈で、つまらない日々に。 狭くて苦しくて、溺れてしまいそうな世界に。 ｢…さよならを言いに来た。｣

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