タグ： れーべ インビジブルの慟哭

特徴表 : 4-2　方向音痴（D） ＜ナビゲート＞の基本成功値が1％になる。加えて、経験ロールで成長させることはできない。 1d6*10→50p（キック10、マーシャル20、医学20） 3-7　俊敏 どんなときでも素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の<DEX*2＞ではなく＜DEX*5＞である。 誕生日:9/20 誕生花:彼岸花 花言葉:独立、あきらめ 2015【刑事】をベースに作成。 特記:制服を着ているか、警察手帳を提示すれば<信用>と<説得>に+20%のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 「何かを捨てることができない人は、何も変えることが出来ない、なんて言葉があるけど……本当にそうなのか…？」 いつもにこにこと明るい笑顔を振りまいている少々童顔の青年。顔立ちが母親似。刑事という仕事に誇りを持っており、いつか父親のような立派な刑事になりたいと思っている。 状況判断が早く、物事を飲み込むのは早いが方向音痴。現場や仕事場にいくのにも誰かがついていないとたどり着けない時がある。本人もそれに苦労しており、出勤時間の1時間前には家を出ている。 人の心に真摯に寄り添うタイプで、困っている人を放っておけない。相談事には積極的に乗るし、人の話もよく聞くが、真摯に受け止めすぎて時折自分にまでダメージが入る。真に受けやすい。 真面目で仕事熱心、救える命は必ず掬って、事件を解決することで犠牲者の無念を晴らす。そんな父は昔から彼の中で「正義」そのもので、ヒーローだった。憧れだった。自分もいつかと思い必死に勉強し、並々ならぬ努力をしてようやく刑事になったものの、実際に市民のヒーローになると苦労することばかりだった。 全ての人をハッピーエンドに導くことは神様でも難しい。誰かが幸せになれば誰かが苦しんだり悲しんだりする。人を救うということは、言葉で言うだけなら簡単なことだけれど、物語のような完璧な正義のヒーローは現実にはいないのだ。現実は残酷だった。 じゃあ父はどうなのだろうか。 彼の目には父はヒーローに見えている。神様でも難しいそれを、父はできているのだろうか。 厳しい現実と理想の刑事像と、父の言葉と影に板挟みにされ、彼の精神は少しずつ蝕まれている。 幼い頃から父に言われていた「お前ならできる」という言葉がただただ重荷に感じており、でもその言葉に励まされて刑事の夢を追い続けたこともあり複雑な心境でいる。 自分は"自分"だ。だけど、"自分"だとヒーローになれない。自分は父のようになりたい。だけど、"自分"は父ではない。 何かを捨てることなくみんなが平等に救われる選択が、"自分"にもできるのだろうか。 ・ 風早 満影（かぜはや みつかげ） 県警のベテラン刑事。 ノンキャリアで、 現場百遍がモットー。 妻を病で亡くした寂しさを紛らわすように地元から離れた県警へ異動し、 現在は後進の育成に精を出している。 階級は警部補。 通過シナリオ: 2021 8/11 インビジブルの慟哭 両生還 2022 　　　3/9　　SAVE YOUR BREATH　　【ED／そうして息を吐いた】 　　　9/21　　Call the Name of Your Fate. 比較とか、優劣とか、どうでもよかったんだ。そんなことを気にしているのは自分だけだった。いや、周りは本当にそう思っていたのかもしれない。 でも、父さんは。父さんはただ俺の背中を押してくれていただけだったんだ。刑事を目指してくれて、刑事になってくれて嬉しかったって嬉しそうに言ってくれた。 間違ってなんかなかった。俺は俺で、父さんは父さんだ。父さんにもできないことがあって、俺にしかできないこともあって、そうして支え合っていくんだ。 "俺"を見つけてくれた父さんと末くんに、すごく感謝してる。 だから、今度は松笠 菊くんに同じことをしてあげたい。何度だって存在の証明をするんだ。 君はここにいるよ。

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