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【通過シナリオ】 『嘘つきの手に救済を』HO2 : 鳥 ●名前について 本名 : 榊 鹿央(さかき かおう) 姉の名前 : 榊 百合(さかき ゆり) 基本、人前では姉の名前である百合と名乗っている。元々自分の名前を呼ばれる機会が少なかった為、思い入れもなくこれが当たり前であると捉えている。 ●名前の由来 : 牡丹 牡丹の別名の花王から。 牡丹の花言葉は「風格」「富貴」「恥じらい」「人見知り」。 牡丹の英語の花言葉は「bashfulness（恥じらい、はにかみ）」「compassion（思いやり）」。 百合（ユリ）全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」。 ●誕生日 : 7/24 誕生花 : ユリ、牡丹等 ●性格について 基本おしとやかで、大和撫子を体現したような振る舞いをする。怒るようなことは一切なく、何かあったとしても困ったようにはにかむだけである。 本来の性格は、臆病で自己肯定感の無い無口な性格。親から認められるためだけに生き、従い、自分を殺して過ごしてきた。 実家が古くから旅館を経営しており、その後を継ぐようにと言われている為、本来であれば大学進学はする予定ではなかったが、経営を学びたいという理由で何とか許しをもらえた。 日本舞踊を嗜んでおり、その他にもある程度の習い事はしてきている。(技能取りたかったけどあまりにもポイント足りなくて断念しました) 彼には双子の姉が居た。母は、女の子である姉だけを可愛がり、彼には見向きもしなかった。ないものの様に扱い、姉にばかり期待し色々な習い事をさせていた。そんな環境でも、姉は彼に優しく接し、合間を縫って一緒に遊んだりと大切に接してくれていた。姉も母からの重圧で大変な思いをしていたにも関わらず、明るく誰に対しても親切で優しい人から好かれる性格で、見目も可愛らしいことから更に母は姉を溺愛していった。 しかし、急に姉は亡くなった。ある日、交通事故に巻き込まれ帰らぬ人となった。母はその事実を受け入れられず、彼を姉であると認識し、彼の存在を記憶から本当に消してしまった。最初は戸惑うばかりであったが、初めて母に認められ、否定できず暫く過ごした。 母の様子も落ち着いてきた頃、ふと、やはり自分を見て欲しいという思いを抱いてしまい、然り気無くではあるが、自分は姉ではない、僕は弟の鹿央であると告げた。 告げてすぐ、そうすべきではなかったと後悔した。母は酷く錯乱し、彼を罵り叱責し、そんな存在はいないと、お前は愛する私の一人娘であると彼を否定した。その様子は鬼のようで、"姉"として優しく接してもらえた時からは想像もつかないほど恐怖を与えるものであった。彼の存在を無視していた頃とも違う、その怒りの感情を向けられ、彼は自分として生きることを諦めた。自分は永遠に認められることはないのだと、理解してしまったから。 それからは、母は時折酷く厳しくなった。元々厳しくはあったのだが、何か少しでも失敗をすると、榊家の跡取りなのですから、その様なことが出来ないようではいけません、あなたは失敗することは許されないのよ、と手をあげられる時もあった程、振る舞いや習い事で厳しくしつけられるようになった。しかし、完璧にこなせると包み込むような優しい笑顔を向けてくれるのである。彼は、母からの愛を受けるためだけに、今も自分を殺して生きている。 大学へは、経営を学ぶためと母には告げているが、その他に、天文学を学びたいという思いもあり、どうしても進みたかった。それは、唯一彼の意思で望んだことである。また、女性として過ごすためにメイク等にも詳しく、常に新しい技術を学ぼうと努めている。実家を継がずにこの技術を活かすことが出来たら、と思ったこともあるが、叶うはずがないので諦めている。 ENDにより存在ごと消滅。 【秘匿内容】 HO2 鳥 貴方は性別を偽っている。 男なら女に、女なら男に。それは昔のトラウマに左右されているから。 貴方は本来の性別を晒すのが怖いと思っている。 このHOはいつでも開示して大丈夫です。ただ相手が困惑する可能性があるのでRP頑張れという気持ちです。 DEXに+6 (上限18) POWに-2 (下限3) 推奨技能:隠す、変装、回避 使用メーカー 『花と葉メーカー・女の子』 →https://picrew.me/image_maker/640991

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