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くらい ともり Night Light HO1 文学部の大学生。 高身長がコンプレックスな元気な女！ 以下HO1ネタバレ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ 倉井灯の家庭は実母、義父、母の再婚後に生まれた妹の4人であり、灯は所謂「搾取子」であり妹は「愛玩子」だった。 妹は母に可愛がられ、甘やかされ育てられてきたが、灯は母に優しい言葉をかけられた記憶を覚えていない。 テストで100点をとっても、優秀な成績を修めても、褒め言葉のひとつもない。 妹は父にわがままを言い、好きなものをなんでも買ってもらえていたが、灯は父にわがままを言おうものなら問答無用で暴力をふるわれていた。 それどころか従順にしていても、八つ当たりで理不尽な暴力をふるわれ、母も妹もその光景は当然としていた。 妹は灯を見下している。何をしても父母に認められていない、何をしたところで灯は本当の家族ではないからだ。 灯は表面上明るく元気で素直な性格なのは上記の家庭環境のせい。ぶすくれていたらみんなの機嫌が悪くなる、そうしたら不利益を被るのは灯自身なのだから。 灯はそんな家庭が嫌になり逃げるように大学から一人暮らしをはじめた。なるべく遠くへ、そんな思いで。 最初の2年はとても楽しい生活だった！父も母も妹もいない環境はこんなにも楽しいものなんて！夢のようだと灯は思った しかし、夢は覚めるものとはよくいったもので、灯の夢の生活は2年という限定的なもので終わってしまった。 ある日実家からの連絡が来たのだ。 行きたくはなかったが逆らうとそちらに向かうと言われたので、仕方なく実家に帰省をした。 実家に帰省したその日、灯に伝えられたのは「妹が私立大学を目指す、灯も金を出せ」「実家に週一で帰ってこい(父の鬱憤を晴らすため)」という事だった。 断りたかったが、断れなかった。灯はそういう風に育てられていた。 その日を境に父からの虐待もエスカレートした。身体は傷だらけだった。 そしてNight Lightへと繋がる(完)

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