タグ： ぬく卓

明るくて爽やかな態度でみんなに接しているいいひと。どこか委員長気質で善人のYESマン。 みんなのことを博愛しており、愛している。世界のことが大好きで、いつもニコニコ。笑顔を崩すことは無い。 また、他人やほかの存在に対して負の感情を抱くことも少なく、それどころか怒ったり悲しんでいるところを見た人物はいない。 それ故何を考えているのか分からないと言われることも多々ある。 人生の目標を「たんぽぽみたいにそっと生きられたらいい」くらいに考えており、気楽に今を過ごしている。 「うるさい！！！！！！！！！！！！！！！！！！」 「うるさい、うるさいうるさいうるさいうるさい！！！！！俺はたんぽぽなんかじゃない。王座に君臨する薔薇だ！！！！！」 爪を噛む歯は、ギシギシと音を立てていた。 王族としてのプライドが高く、家族のことを愛していた。 プライドが高いと言っても「傲慢」といった高さではなく、王族として民のために尽くそう、ルールなどをしっかり守ろうといった、自身のポリシーによるもの。 笑顔は民のため。国民のため。しかし、そんな考えは革命によって崩れ去っていった。 革命の日を鮮明に覚えている。絶対に忘れることのない忌まわしき記憶。父は国民のためにしっかりとやっていたはずだ。それなのになぜ裏切られた？富、名誉、そんなもののために父を殺したのか！？ 国民を嫌いになるまでは早かった。裏切った者は大嫌いだ。全世界が大嫌いだ。 笑顔は仮面をかぶるため。笑顔は心内を察させないため。負の感情を一度漏れさせてしまえば最後、それに飲まれてしまうだろうからそれすらも隠す。 いつしか、ストレスにより爪を噛むのが癖になってしまっていた。手が荒れていることを理由に、小さめの包帯でそれを隠している。 いつか復讐ができるように、家族の威厳を、王族としてのプライドを取り戻すために。そうやっていつも考えてきた。 そんな中チャンスが訪れた。この機会を逃すわけにはいかない。絶対にすべてを取り返して、盤面をひっくり返してやる。 何が朽ちた薔薇だ。何が落ちた王座だ。まだ俺がいいる。僕がいる。 これは復讐劇。王座を、家族を、すべてを革命によって奪われた者による、たった一人の革命劇。 絶対に演じ切ってやる。すべてを奪って奪って、頂点にのし上がる！！ 「全員、笑顔に騙されてしまえ。」 Rose délabrée…フランス語で「朽ちた薔薇」という意味。 革命の際に小耳にはさんだその言葉を、自身のいましめのために名乗っている。 以下、職業技能の意図などなど 回避…革命された際に逃げたときの名残。今も何かに役立つと思って練習している。 隠れる…村の子供たちとかくれんぼをしていたら鍛えられた。また、革命の時に逃げ隠れしていたため。 目星…作物がよく育つように土などを観察していたら身についた。 制作…肥料を作る。農民なので...(しかし、あんまり上手には作れない。) 信用…王族だったので信用はあった方だった。村での印象もこんなもの。 心理学…外交などに必要なので、鍛えられていた。今は嘘をつくために頑張って学んでいる。 天文学…星や空の様子を見て、いつ種を蒔くか考えたりする。 法律…元王族なので一応は勉強していた。

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