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少年は剣道が好きだった。 自分の力で高めていける技術で、力で、武道で、スポーツだ。 きっと生涯続けていくのだろう、少年は無邪気に思っていた。 けれどそんな無邪気な時期はあっけなく終わってしまった。オーヴァードの覚醒とともに。 少年は超常的な力に酔うことも、奢ることも、しなかった。 ただ悲しかった。 「もう、剣道を武道として楽しむことができない」 竹刀を持てば、勝手に自分の手の中でなじむようになる。相手の攻撃に対して、勝手に脳が計算を始める。 公式試合では負けがなかった。ずるをしているような気持ちになって、少年は試合に出たくなくなってしまった。 それはーーーただ悲しくて、ただただつまらなかった。 ーーーが、少年はあっさりと立ち直ることができる。 「漫画のキャラの必殺技打てるじゃん！！」 そう、少年は剣道のほかにもうひとつ好きなものがあった。 剣道を始めるきっかけになったーーーとある少年漫画である。 少年は技の再現に粉骨砕身しそのまま大人になりーーー気づいたら刑事にもなっちゃった！えっなんで　なんでだろうね ーーーーー 「よう！はじめましてだよな、よろしく頼むな！」 「この愛刀、ソードサムライＸも活躍したがって震えてるぜ…！いやあ毎回作ってるけどさ、愛刀愛刀」 大口開けて笑うし、大変明るい性格。 漫画が好きなのも、オタク気質というよりはその「大好きな漫画」がすごく大好きだったって感じ。とはいえ頼めば軽率にゲームや漫画の技再現してくれる。一時期鬼滅の技やらされまくってたので、呪術が流行ってほっとしてる。 一人称：俺　二人称：きみ、あんた、～くん（さん）　 『Justice a pride』 PC①：警視庁(or警察庁)に所属する刑事　上司 ●ハンドアウトPC① ワークス/カヴァー：刑事/指定なし ロイス：”深紅の海”山崎真守 推奨感情：P同情/N不安 貴方は警視庁(or警察庁)に勤務する刑事だ。 人手が足りないため、別部署ではあるが薬物事件解決のために駆り出されている。 正直気乗りはしないが、オーヴァード事情に詳しい同僚である” 鮫島公平”に裏があると言われてしまえば、出ざるを得ないだろう。

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