タグ： 第五世代

妹の杏が通っている中学校で美術教諭をしている 幼い頃は体が弱く入退院を繰り返していたが、中学生の時に病状が悪化。長期的な入院に入る。入院中に描いていた杏(植物)の絵を妹に送っており、とても喜ばれたことがある。 そんな妹とも両親の離婚を切欠に疎遠に、そのまま中学校で生徒と教師という関係で再会を果たす。他人のように接してくる妹に複雑な感情を抱いていたが教師の立場もあるので気にかけつつ放置していた。その結果彼女は自殺。 成長期に病院生活を続けていたため体力はなく非力。その代わり感覚が過敏である。 絵は見るよりも描く方が好きで余り集中すると没入して周りの声が聞こえなくなる。しかしそもそもが聴覚過敏で集中しづらいため、授業時間以外の殆どを音の響きづらい美術準備室で過ごしている。 植物と昆虫、特に昆虫が好きで剥製を集めたり飼っていたりする。 人と関わるのは嫌いではなくむしろ好きだが口下手で上手く言葉が出てこないことが多く、昔からの習慣で人の多い所は避けるため他人からの評価は大抵「何を考えてるのか分からない人」。決して冷たい人間というわけではではない。 退院祝いで杏にもらった絵を、今でもずっと大切にしている。

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