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テラウチマサオキ 一人称：俺、おじさん 二人称：キミ、名前呼び捨て ↓↓↓My sweet, dirty!　ネタバレ注意↓↓↓ ダメダメアウトロー。のらりくらりおじさん。40で大ポカをやらかしハキダメに配属された。そもそも向いてないからかいい成績がなかなか出ないのでいつの間にやら5年間ハキダメにいて、気づいたらハキダメのドンみたいになっていた。ハキダメにいられるのも最長で5年。そろそろ本格的に成果を出さないといけないため最近は真剣に取り組んでいる。 温厚な喋り方で兄貴肌、というよりもはやパパ。ハキダメに来る若いやつらには慕われているが同期にはそろそろ本気になれよと心配されるくらいナヨナヨしている。どっちつかずな感じ。別に人を傷つけるのが好きなわけではないので積極的に暴力を振るおうとはしないが本職なのでそれはそれ、これはこれ。巻き込まれそうな一般人とか逃してあげるけどその時お礼とか言われると「そんなできた人間じゃないよ」と苦笑いする。頭の中では（そんなただのいい人だったらこんな仕事してないんだよな）とか考えてる。実際巻き込みたくないというのも一つの理由だがそれよりも人を殺したくないという保身の気持ちの方が大きい。 この世界に入ったのはずいぶん前で父親の多額の借金返済のためだった。飲むと暴力を振るうギャンブル漬けの父に愛想を尽かした母が家を出ていき、残された雅興は頑張って働くも17歳の時借金を残したまま父が死亡。当然未成年の抱え切れる借金ではなかったためにその借金取り立てに来た組織に入ることになる。それからはだいぶ組織から重宝されるくらいにはいい働きをしていたが35歳の時、裏切り者を取り逃しさらにはその逃亡先がわかっているのにも関わらず嘘をついたとしてハキダメに飛ばされる。本来は死を持って償わされるところだが今までの貢献度からかハキダメに配属されることで免れた。裏切り者の居場所を吐けばすぐにでも戻してやっていいという破格の条件だったが雅興が口を割ることはなかった。 雅興が逃した裏切り者は雅興が組織に入ったのと同じ年、17歳の少年だった。孤児であり、妹の難病を治すために金が必要だからどんなに危険でも金のためならなんでもやると自分の手を汚していく彼を殺すことも売ることもできなかったのは自らの昔の姿と重ねてしまったからだった。彼を見てからというもの自分にはもうここでやることは無いと悟ってしまった雅興はハキダメに入り浸ってしまっている。しかしこのままでは生きていけないのも事実。生きることを諦めているわけでは無いので流石にそろそろ仕事をするか、と重い腰を上げたところである。 正直嫌になってきたので一発本部にロケラン打ち込みたいなと考えるくらいには思考回路が物騒である。 「どっかその辺に都合よくロケランでも落ちてないかね、ハハ！そんな上手い話あるわけねぇか！」 ●NPCについて なぜか自分を追ってきたヤハギに関しては頭が悪いわけじゃないんだしこの業界から足を洗ってまっとうな人生を送ってほしいと思っている。その為ならなんでもとまではいかないがそこそこ手を尽くそうとは思っている。

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