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つくよ。 ｢なんだ？私は今虫の居所が悪いんだ。首を撥ねられたくなければ去ると良い｣ ｢ふふ、そんなに怖がるな。取って食おう等とは思わんよ｣ 一人称 私 二人称 君 名前 3.5 銃火器の達人 6.3 鋼の筋力(ダメボ→1d6) 技能は民間軍事会社メンバーからとってる シスター服は色々隠せるからね。 *☼*―――――*☼*――――― 幼い頃は幸せだったと思う。 血の繋がりが無くても衣食住は賄える。文字がかければえらいと頭を撫でられ、いつものお礼にと拙い絵をかけば涙を流して喜んでくれる"親"が居た。彼女が神に仕えるものだと知ったので、自分もそうなりたいと幼心に願っていた。 短気な性格からか孤児院内では常に問題を起こし、喧嘩もたくさんした。それでも見捨てないで居てくれた家族には感謝してもしきれない。 少し大きくなった夜叉は世界を知って、育ててくれた恩を返したいと仕事を探した。教会を飛び出したことのない彼女にとってはなにもかもが新鮮で、元々身体を動かすのが得意だったためか、どんな荒事にも挑戦していった。 そのグループに入ってしまったのは、運が悪かったからとしか思えない。何か良くないものを扱っていそうだとは思っていた。だが、あまりの羽振りの良さに世間を知らない夜叉は抗えなかった。仕事をする度に何故か増えていく借金、過激さを増す仕事内容。それでも、家族のように振舞ってくれる仕事仲間に愛着を感じて、辞めることが出来なくなっていた。 仕事場で出会ったとある彼女も、大変な借金を抱えているそうだった。弟たちが待ってるんだと力なく笑う彼女を、いつしか親のいない自己に投影してしまって。彼女とはよく話す仲になっていた。 仕事を続けていたある日、グループの長に呼び出された。また何か新しい仕事を宛てがわれるのだろうと扉を開けた夜叉の目の前には、ナイフを振りかぶった彼女が立っていた。 避けることなど簡単だったはずだ。なのに。ただ、理解が追いつかなくて、深深と腹に突き刺さるソレを見ながらどうして、と呟いた。 戦闘能力のある夜叉が、恐ろしくなったのだ、とか。あまりにも抵抗しないからおかしいと思った、とか。薄ら笑みを浮かべた家族たちが、雑談のように捲し立てる。彼女の借金は、夜叉の内臓でチャラになるらしい。 家族だと、友達だと思っていた全員が全くの偽物で。皆から向けられる殺意は、夜叉の身体を酷く高揚させた。 血溜まりの広がる倉庫内と、震えて謝罪の言葉を繰り返す彼女を見下ろして、夜叉はその足で警察へたどり着いた。 *☼*―――――*☼*――――― 殺した人数が多すぎた。 流石に死刑か、育ててくれたシスターに申し訳ないと痛む生傷を押さえながらその日を待っていれば、案外神様はまだ死なせてくれないらしい。 五月蝿い狼と、胡散臭い魔女に連れられて飛び出して。さて、今度こそは運が良いとよいのだが。 *☼*―――――*☼*――――― 【かいぶつたちとマホラカルト】(2021-8-10) もちろん、色んなことはあったけれど。家族がすきだって気持ちは変わらないし、この居心地の良い喫茶店は私の居場所だ。 まだまだ私はみんなを守るために強くならなきゃいけない。そう考えれば、この出生も悪くは無いだろうか。 ねえ、お母さん、私今幸せだよ。 【反逆過剰ブレイカー】(2022-06-25) 少し、暴れてしまったようだな。 【SHOTGUN KIXXING MARRIAGE】(2022-06-26) チアが可愛かった。

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