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水鏡　凪(みかがみ・なぎさ) 性格 基本は敬語。好きな事や好きなものに関して話を進めていくと、タメ口まじりの敬語になる。 自己肯定感が低い。ピアスやインナーカラーは強い自分を表すために、わざと開けている。それも意味はなかったけど お守りのような感じで今もなんとなくそうしている。人との付き合いは苦手。一度心を許すと、依存的に信頼し好きになる 料理はそこそこできるぐらい。一人で食べるのにあまり料理はしない。探索者と知り合ってからは少しずつ練習するようになった 「おはようございます」「●●さん、いこ？」 「俺、写真とるの好きなんだよね」「どう？よかったかな」 「ダメかな？」 「ごめんなさい、ごめんなさい」 「居なくならないで……お願いだから」 資産家の息子。現当主の正妻の子供だが、三男ということで親や兄弟含め周囲からは蔑ろにされている。 祖父からは溺愛されているため、今の家を貰っている。ここは昔祖父が別荘として利用していた家だった。 海や空の写真を撮るのが好き。切り取ることなんてできない空間や時間を写真に残せばずっといつでも見返せる。そんな写真が好きだ 何もするな、何もできなくていい。誰にも期待されず、実際自分は出来損ないだと思っていた、 そんな自分に興味を持ってくれたPCのことが大好きである。 興味を持った、なんてPCに撮ってはそんなたいそうなことではないだろう。 初めて会ったとき、海風で飛ばされた写真がたまたま海沿いにいたPCのもとに。慌てて駆け寄り拾ってくれたことにお礼を言った。 自分の撮った写真を見て「良いな」と言ってくれたそんなたった些細な言葉がきっかけだったかもしれない。 自分にもよくわからないけど、彼を撮りたいと思ってその時撮らせてください、だなんて声をかけたんだっけ。心底不審がっていたし 嫌われちゃったかなってその時PCともう会うことはないって思っておもってたんだけど 少年期…ピアノを聞いたんだ。おじいちゃんの誕生日。すごく綺麗だったんだ。なんの曲かは思い出せない。 姿は見えなかったかけどきっと素敵な人なんだ。なんて、そんな憧れで自分もピアノを習ってみた。あの時 のピアノみたいにうまく弾けるようにはならなかった。僕は何をやっても中途半端だ。お兄ちゃんやおねいちゃんみたいに うまくできないや。また聞きたいな。でも誰だったんだろう。おじいちゃんに聞いても 教えてくれなかった。

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