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・急速な回復力 回復+1 【遭遇神話生物】 深きもの ニャルラトホテプ シャッガイの昆虫 髪を後ろで一括りにし、じとりとした瞳の男。 ヤクザの息子であり、更に睨みを利かせるためびびられている剣道部副将。 本心は自分の出自にうんざりしており、不信。人当たりが悪いのもそのせい。身長が大きく目が悪いのもあってほとんど友達もいない。 ただ1人息子であり育ててくれた周囲の恩もあり。 辞める手段を見つけられていないし、皆いい人だし、いい加減ちゃんと決めなきゃいけないのもわかってる。だからそんなに期待されると苦しい。 気を紛らわせるため始めた学校の掃除や飼育小屋の世話をそれなりに気に入っている。 だって逃げていかないから。 夢は医大に入ることだった。 他人を治せればと思った。それだけじゃない。 でものらくらと、笑顔で、迎えてくれる友人のようになりたいと思う。 …ずっと守られてきたよな。 勉強にも資格にも、意味がある。 目標がなけりゃ、ただの芥になる。 そろそろ覚悟を決めなきゃな。 ってことで。 目の前で死んで助けられないなんて、もうあんな思いはごめんだ。 図書室…正確に言えば司書のいない第二図書室が好きだった。 すっと教室を出れば誰も居ない。気にしない。 図書室なら、扉を蹴られたりもしない。 ここに俺がいるなんて思いもしない。 音が聞こえる。 先生の音。クラスメイトの音。全然知らない他人の音。排水管の音。走る音。 本に集中する耳の外のすべてが煩わしく、正しく誰かといる感覚だった。 誰かといるなんて、幼くて自分勝手な俺にはできやしないし。 でもこの喧騒は大好きだ。 飼育小屋…ここは掃除していると落ち着く。野菜を食べているからか、そう臭いとも思えないんだけど。縦長に2、3匹のケージはちょっとこいつらには狭いかもな、と思う。 その分この狭い庭で走り回ってくれると良いんだが。あっこら！目敏いんだよお前！それはこの後のメシなんだよ飼育委員、脱走と餌は宜しくな？ンな怖がられるかよ…俺は今掃除してえんだって。あとホースだけ…あー…またうるせえ奴が来たなぁ…。 「ん。掃除ができてるか一応確認してくれや」 「あのさ！」 「あ？」 「蛟くんって飼育委員にならないの？」 「…部活との兼ね合い。毎日来れねえ奴が世話係できるわけねえだろ。だったら掃除のひとつでも覚えときゃいいだろ」 「そっかー！」 「そーそー。無理は良くないねぇ」 「来たからには捕まえんの手伝えよ？」 「えー。やだ」 「オッケー！」 「あー…まあ、任せるか」 「だねー」 【アーティファクト】 ・鱗の短剣 金の柄に銀色の刃 鱗の装飾 神話生物に対してのみ1D4+1D3+DB それ以外には1D4+DB ・ブラックダイヤモンドの瞳 友人に望まれた瞳 特に物理的効果はないが、『個』としての強さとある種、天衣無縫の精神を得た。 他人に何と言われようと、自分は自分だと。 【参加シナリオ】 [Li(ttl)e, Cry] PC参加。 誰かを害することにより強い実感を得ている。 特に精神への影響はないが少し疲弊気味 ［人形と鉱物庭園］ KPC参加。ブラックダイヤモンドの瞳を貰う ［気づかせてはいけない］ PC参加。 生還。 ［50億のハートビート］ KPC参加。目の前で友人に廃材が落下したことにより、友人を庇わなければ、と考える。 ［紫陽花稲荷神社］ PC参加。 祈られた分だけあの世の刑罰が軽くなる、という地獄の概念を何となく覚えているので、死者には敬意と、とりあえず手を合わせている。 あんたらも、俺たちも。失ったものを取り戻せたなら良かった。無念は晴らせたなら良かった。 ［え、お前たい焼きそこから食うの？］ PC参加。 宇宙の深淵の味を垣間見た。 ［餞］ NPC参加

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