タグ： 終わる世界に花束を HO1

特徴表 ・戦士：近接戦闘武器初期値50％ ・予期せぬ協力者：援助に来るかもしれない協力者がいる。影響力はⅾ100で決定 表面上、寡黙で冷静沈着な性格。 パッと見た印象は冷たく近寄りがたい雰囲気ではあるが、行動を共にすれば豪快でおおらか、そして仲間思いな人物であることが分かる。 10年前までは警察官をしており、ブルーセフティーのリーダー橘梓とはそのころからの仲。 彼女に対しては、その能力の高さはもちろん、それ以上に彼女の持つ正義感と人望の厚さを高く評価し、密かに参考にすることも多かった。 何かと気が合う彼女は気の置けない友人である。 鷹野自身も能力は高いため、警察時代も世界が変わってしまってからも何人かの人間を率いて動くことが多かった。 また、昔からとても運がよく、刑事時代も調査中に有力な情報を手に入れることが多く鷹野のチームは功績をあげていた。 そのことから、幸運官だ、なんて冗談半分に言われることもあった。 この幸運も世界が終ろうが変わらなかった。 ブルーセフティーでも複数人でのチームで動くことが多々あったが、チームメンバーは三回変わった。 最初のメンバーは物資輸送中にレッドボーンズに襲われ全滅。完全な奇襲であったこと、物資を守る必要があったことが大きなハンデとなった。 最後まで共に戦うつもりだった鷹野は、チームのリーダーから単独での能力の高さから、物資を任されることとなり生き残った。 次のチームではリーダーを任された。メンバーは新人が多く、終焉者と対峙していたところを背後からグリーンブースに襲われ、鷹野を残して全滅した。 もちろん鷹野は最前線で戦ったが、混乱した新人たちは指示に従わず守ることはできなかった。 両方とも記録が残っていたため鷹野に責任がないことは明白だったが、それでも陰で鷹野を責め、特に二度目の件の後では死神と呼ぶ人もいた。 最後のチームはレッドボーンズの思想に疑問を持ち、鷹野に説得されてついてきた人たちであった。 当然レッドボーンズは裏切者を許しておくわけがなく、わざと鷹野の部隊の近くで大きな音を出し大量の終焉者に襲わせることで ローリスクで始末することとした。 何とか終焉者を退けた後、鷹野と一人を除く全員が感染していることが分かった。 鷹野は全員の心臓を壊した。 生き残った仲間に肩を貸しアジトに戻る途中、軍の人間に抜き打ちのメディカルチェックを行われ その彼も軍人に撃ち殺された。変異に少しのタイムラグがあっただけで彼も感染していたそうだ。 だれも鷹野を責めることはなかった。同情的な声のほうが多かったのかもしれない。 それでも鷹野はもう限界だった。 そうして、ここにいることが出来なくなった鷹野はブルーセフティーを脱退した。

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