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イメージカラー：赤 イメージフラワー：金魚草(花言葉：おしゃべり、おせっかい、出しゃばり、大胆不敵) お喋りさんで話し出すと止まらない。本当に止まらない。物を食べてる間だけは静かでおとなしい(食べながら喋っちゃダメっておばあちゃんに教わった)。お人好しでお節介焼き、問題ごとには首を突っ込み、なんだかんだ巻き込まれていく。相棒に対してはめちゃくちゃ信頼を置いているのでたまに(どころではないレベルで)無茶ぶりをしたりする。好きな色は赤色と金色。 名前が「金くれ」って言ってるみたいで嫌なので、名字では呼ばないでほしい。そもそも名乗らない。 瑠璃くんのことは「ルリ」って呼んでたけど、「月」って名乗ってるので今は「ツキ」「月さん」「月くん」「つきちゃん」「お月」「お月さん」「ツッキー」「ツッキーナ」「ツキ=ツーツッキー2世」などなど多様な呼び方(主にふざけた渾名)をしている。 付き合いが長い分普段以上によく喋り、普段以上によく絡み、普段以上に迷惑をかける。全ては信頼故。 大好きだったおばあちゃんがくれた“手紙”がおばあちゃん本人と同じくらい大好きで、文章や言葉によって伝わる感情に強く惹かれるようになった。おばあちゃんが高校3年の夏に亡くなったとき、走宛ての遺書を貰い、それを宝物にしている。常に持ち歩いているメモ帳に挟まれている。お守り。 おばあちゃんの遺書には長生きしてほしいことや自分のいなくなったあとも笑っていてほしいことなどが書いてあったが、その中にあった『どんな事でもいい。貴方が信じられる世界、物、人を信じて生きていってください。ばあちゃんは、走のくれるお手紙が大好きでした。ばあちゃんのこのお返事のもらえない手紙が、走の中のずっと残ってくれたら嬉しいです。いつか幸せに生ききったら、ばあちゃんにお返事ください。』という言葉に、今の遺書屋を始めた。世間の思う“正しさ”とは違う生き方になったが、自分の信じる遺書の力、言葉の力を最大限に信じられる世界だと思っている。 お前がいない世界を生きなきゃいけない。罪を償いながら、罪を背負いながら、そしてお前がいたことを抱えながら。俺は生きていく。確かに、俺はお前からの最後の依頼を、承ったのだから。 それでも今も夢に見る。もしも俺がお前に声をかけていなければ。あの時彼の願いを聞かなければ。お前のことを、もっとちゃんと、見ていれば。そんなあり得ないもしもばかりを浮かべて、吐いて、苦しんで。 それでも生きなければいけない。こんな、月のない闇の中を、まだ、まだ。歩いていかなければいけない。

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