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CON系アスリート（2015）　選択…日本刀、キック、武道　特記事項：DEXにプラス1,EDU-1 6-6 急速な回復力　回復量プラス1 3-9 スポーツ万能　運動系技能　1つ+20（芸術） 3つ+10（隠れる、忍び歩き、跳躍） 人生は何もかもうまくいかない。 母親はヒステリックで父親は酒を飲むと暴力的になってしまった。 金切り声や怒号の中で自分の意思を殺されて生きてきた。 ゴミのような人間が育てた人間がゴミになるとだれもが思うだろう。 だから、清廉潔白に生きてやろうと思った。 そうはいっても、中学までは父母の気分次第で食事も雑草を食べてしのぐ時もあり、 清潔感もなく給食費も払ってもらえず陰鬱なクラスの中でも厭われている人間だった。 しかし、高校からは働くことができる。 これで、明るい自分を作ることができる。生徒会にも入り、表向き好かれる人間になれた。 しかし、愛されること、愛すること自体やり方がわからなかった。 告白されることはあれど、皆最終的に「思っていたのとは違った」と自分から離れていく。 確かに、他の誰かを見ると苛立って怒鳴ったこともある。 何をしているかわからない時間があることが耐えられなくて、常に見張って監視している。 それの何が悪いんだろう。 自分を見てくれないならあの両親と同じゴミのような存在であり、途端に関心をなくしてしまうのだ。 まるでスイッチを切り替えたように、急に感情が無になる。 そのため、去る人間を追うことはなかったし、たとえ元恋人が吹聴しても表向きの潔白さゆえ信頼が高く、誰も信じなかった。 そのまま、運動が得意だったこともあり、推薦で大学に入学。 そこで、彼と出会った。 一緒に住もうと、思ったのは、この恋人が初めてだった。 自分の「家庭」にもなり得るテリトリーに足を踏み入れさせることだけはしなかったのに、不思議だ。 それでも彼ならもしかして、一生そばにいてくれるかもしれないと、初めて思ったのだ。 なのに、ともに住み始めてから彼は自分を否定しだした。 なぜ！なぜ！なぜ！なぜ！なぜ！ 好きなのに、愛しているのに、家にまであげたのに、一生愛し合うと思ったのに、 何度か繰り返すうちに、頭が真っ白になっている時間が増えていることに気づく。 いつもそんな後は、恋人に痣が増えていた。 綺麗だと思った。同時に、自分にも父親の血が流れていること、父はこんな気持ちだったのかと、少し理解できた気がした。 殴った後は、自分のものだと思えるのだ。 この痣は、その証拠なのだ。 指輪よりも、彼の白い肌によく映えた。 絵に描くことにした。 彼を永遠に残すために。 彼の裸体を何枚も何枚も描く。その時の彼の表情が何だったか、絵を描いているのに思い出せなかった。 殺した。 呆気ないな。 壊れるのが早かった。 隠さないと。 ◼️後遺症 ・呪い 一生俺を忘れられない呪い。 俺を殺した季節が来るたびに胸がざわついて、俺と生前見た景色に動悸が早く なって、夢の中で俺に会う。俺は美しい顔で笑う。 もう、一生恋できないね。 探索者は KPC を忘れることが出来ない。 「恋」という感情をあの日、あの時、あの子に奪われたまま一生を過ごすこと になる。 新しい恋は、芽生えない。

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