タグ： ザリガニ

年収は雇われコックだから、下層階級の男性の平均年収£100くらいじゃないかな。 元暗殺者。現在はヒューイット伯爵家の料理人として働いている。元々は孤児で、物心ついた時から貧民街で生活をしていた。5歳頃に当時の仲間の子どもたちと共に犯罪組織に拾われ、殺し屋としての教育を受けて育つ。初めて仕事をこなしたのは12歳頃。体術はあまり得意ではなかったが、銃の扱いに長けていたため、スナイパーとして暗殺の仕事をこなしてきた。殺した人数は、暗殺者として仕事をしていた年数から、少なくとも200人は超えている。 17歳の時、いつも通り仕事としてターゲットの張り込みをしていた。深夜、就寝前のターゲットの様子を伺っていたところ、突然かかってきた電話に出たターゲットが、慌てて身支度を整え家を飛び出していった。勘づかれたのか、もしくは仲間から連絡があったのかと焦り、逃げられる前に消す為に追いかけた。ターゲットはかなり慌てた様子で、ある屋敷に向かっていた。仲間と合流されたら面倒だと、屋敷に入る前にターゲットに追いつき無事処分した。しかしその現場を、アルバート・ヒューイットに見られてしまう。そのターゲットは医師であり、彼が担当していた患者がアイリーン・ヒューイットであった。産気づいたと連絡を受けた医師は駆けつけている最中であり、アルバートは待ちきれずそれを出迎えようと、制止する使用人を振り切って屋敷から出てきていた。目撃者を消そうと殺気立ったトーマスより先に、激怒したアルバートが恐ろしいほどの剣幕で、在らん限りの言葉を使ってトーマスを罵った。罵られたトーマスも逆上し口論となったが、アルバートの巧みな話術と、「殺すしか能のない奴は、これから生まれる命を救うことなんてできやしないだろう。」というアルバートの煽りに乗せられ、気づけば持ちうる限りの医学知識を使ってお産を手伝わされていた。初めて生命の神秘に触れ、言葉にならない感動を経験したが、初めての経験と特殊過ぎる状況に混乱し、屋敷を飛び出して逃亡した。アルバートが、それを止めることも追うこともなかった。 それから3年が経過したある日、組織からターゲットとしてアルバート・ヒューイットが指定された。激しい抵抗感があったが、仕事だからと決意を固め、ヒューイット邸へと向かった。しかし、いざヒューイット邸へと向かうと、自分が取り上げた子どもが健やかに成長しており、自分がアルバートを殺してしまったらあの幼い命が自分のようなことになるのかもしれないと考え、自分のしていることに嫌気がさし、任務を放棄して逃亡した。結果、組織から追われる身となってしまった。一週間ほど追手から逃げ続ける日々を送り、とうとう差し違える覚悟で追手を倒したことで深手を負ってしまう。死ぬ覚悟を決め、路地裏で座り込み目を瞑ると、頭上から声をかけられた。顔を上げると、アルバートが笑顔で立っていた。そのままヒューイット邸へ運ばれ、治療を受けたことで一命を取り留めた。なぜ助けたのかアルバートに聞くと、「息子の命の恩人だから」というのが理由だった。そもそも自分が医師を殺していなければ、息子の命が危険に晒されることもなかったのだが、そんな理由で身元の分からないこんな自分を助けてくれたお人好しに、人間として好意を抱いてしまった。そんなアルバートから「この屋敷で働いてみないか。」と言われ、そのまま屋敷に住み込みで働くこととなる。できることといえば殺ししかなかったが、アルバートがそういった仕事のみをさせるのは断固反対し、結果生きるために必要な技術として培っていた料理を担当することとなり、料理人となる。 料理は全て独学であるため、伯爵家の料理人としては失敗することも度々ある。しかし、そんな自分の料理を好きだといい、執事長の目を盗んではキッチンに顔を出し、食べたい料理をリクエストしてくる伯爵の子息リアムが愛しくて仕方がない。最近はフランス料理の研究に凝っており、それを知ったアルバートからプレゼントされたフランス語辞典を常に持ち歩いている。ヒューイット家を害するものは絶対殺すマン。 エアライフルとファイティングナイフは現役時代からの愛用品。ファイティングナイフは常に服の中に隠し持っている。普通の折り畳みナイフも持ち歩いており、これは出かけ先で果物などを買った際にすぐに主人に提供できるようにするためのものであるため、戦闘には使用しない。エアライフルと、アルバートからプレゼントされた猟銃（エレファントガン）は大切に部屋で保管しており、ナイフも銃も有事の際はすぐに使えるよう、手入れを欠かした事はない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ