タグ： 狂気山脈

前野朋哉。 親友であり育て親でもある伊勢直人(40)が山で行方不明になり、探しに行こうと志願する。 直人は父親の少し歳の離れた幼馴染であり、一人っ子の朋哉が5歳の時に交通事故で亡くなった両親の代わりに朋哉を引き取り男手一つで医大に入学させるくらいには頑張った。山での男飯は得意だが、家庭料理ができない、というか家事がおざなりな直人の代わりに朋哉が家事をほぼ一手に引き受けやっていたので料理洗濯掃除は得意。お菓子作りもする。わりと甘いものが好き。 直人が登山家兼登山グッズショップ店長だったので、影響で一緒に山に登ったりしていた。大学のサークルも登山部。だが本人は山にそこまで思い入れはない。ただ、山について語る直人を見るのが好きなので、サークルで登る山を伝えると嬉しそうに語ってくれる姿を見たくてサークルに入った。良くも悪くも直人の影響は強い。 朋哉が大学に入学するまでは直人は登山を休んでいたが、大学入学とともに、朋哉に勧められたこともあって復活。そのため生活はすれ違いになるが、顔を合わせるときちんとお互い向き合って話をするので関係が悪化することなどはなく、むしろ一緒にいる時間をより大事にするようになった。 朋哉が医大に進学した理由は事故で亡くなった両親を助けられなかったこと、もし直人が山でけがした時に自分が治療出来る知識が欲しかったことから。 キックボクシングを見るのが好きなので、習ったことはないが見様見真似でやったりする。 性格は比較的穏やかだが、両親のことや直人のことをからかわれるとキレる。瞬間湯沸かし器。それ以外は基本まじめであまり冗談を言うタイプではない。外ではあまり笑わず口数も少なく三白眼のため、女の子からは硬派な前野くんとかちょっと怖いといわれている。だが直人の前ではそこそこドジをやったり笑ったりする。その理由は両親が亡くなった時の自分の親族の、自分を厄介者扱いした反応を幼いながらに感じ取り、直人以外の他人に心を許すことを無意識に避けているから。直人としてはもっと友人を作ったり彼女を作ったりしてほしいけれど、直人もその経緯を知っているのでなかなかむずかしいなと思っている。 直人に懐いているとともに深層心理に直人に見捨てられたり、直人がいなくなったらもう自分には誰もいないことを怖がっている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ