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非常に凶暴な性格をした、殺人狂の傭兵。 集団行動における協調性が皆無で、戦場では味方であろうとも邪魔であれば平然と撃つ危険人物。 しかし単独で見れば戦闘能力は極めて高く、まさしく殺しをするために生きている男である。 かつては同様の思想を持った男と2人組を組んでおり、当時はまだオーヴァードにも覚醒していなかったが それでもなお一個人で戦果を挙げすぎる彼らを危険視した某国が、当初は彼らに雇っていたが、 その時起きていた紛争が終結した際に直前まで敵対していた相手の国とも協力体制を取り彼らを葬ろうとした。 彼らもたった2人とは思えない程激しい抵抗を行い、多大な被害を与えるも遂に倒れる。 相方の方はそのまま死亡したが、彼はその時にオーヴァードとして覚醒する。 体のパーツの7割以上を失った状態で、オーヴァードの力を持ってしても再生しきれない程の怪我だったが、 ブラックドッグのシンドロームに目覚めた彼は周囲の火器や兵器の残骸などを磁力で集めてそれを取り込むことで 足りない部分を補完し、半機械化された状態で蘇る。 力に目覚めてない状態でも圧倒的な物量差に対し簡単に倒れなかった彼がオーヴァードの力を手にしたことで 戦況は一気にひっくり返り、彼はその地獄の戦場から「ただ一人」生還する。 最初は怒りに任せてその国で暴れまわっていたが、元々私怨に固執するタイプでもなく、 気の済むまで破壊したら一度殺されたことも忘れたかのように、また誰かから依頼を受けては誰かを殺す日々に戻った。 現在はFHからよく依頼されており、UGNからは特に危険視されている人物の一人。 UGNも何度かエージェントを差し向けているが、戦場仕込みの研ぎ澄まされた動きと直感に対処し切れず、 既に何人も返り討ちにあっており、迂闊に手を出せずにいる。 なお、彼は殺しを「日常」として生きてきたためか、殺戮の衝動に身を任せて生きているように見えるも 実はジャーム化はしておらず、「明確な自我を持った上で」殺戮の日々を生き続けている。 もっとも、殺人狂というだけあって元から常軌を逸した性格であるため、ジャームと大して変わらないとも言えるが。 分類としてはまだ「ジャーム」ではないが、その存在と思考の危険性は「ジャーム」同様と言ったところ。

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