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「辛い時も悲しい時も、笑顔でいればきっと何とかなるさ！」 既に滅びた世界で居て尚、どこか能天気な雰囲気を携えているドール。 どれだけ傷ついても笑顔で居ることを心がけており、周りの笑顔の為に自分が傷つくことを厭わない。 皮膚の下に当人が『赤い糸』と呼んでいる鋼糸が張り巡らされており、戦闘時にはその糸を用いて敵を両断する。 普段は首元に開いた風穴から糸を手繰っているが、糸自体は全身を覆いつくしているため、身体を損傷した場合はその部位からも糸を手繰ることが可能。 その性質から傷つけば傷つくほど練度、威力の高い攻撃を行うことが可能であり、また損傷した肉体を糸で操ることで敵の行動を妨害することも出来る。 ただし、あくまで生体にとってはこの糸は異物であるため、長期間の使用はドール自体の身体を傷つけてしまう欠点が存在する。 首元に開いた大穴は、普段は常に首元に巻いているマフラーで隠しており、そこから生み出される攻撃は時に敵の虚を突くのに役立つ。 どうしてそのマフラーを持っているかは最早覚えていないものの、身に付けているとどこか幸せな気持ちになるそのマフラーを宝物として大切にしているようだ。

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