タグ： らばやんのご主人様シリーズ カナシラ

真名　Beyond the night 設定 700年を生きる吸血鬼。 生まれはヨーロッパ北部であるが多くの言語に堪能であり、日本語も人並みに話す。 夜を駆けながら世界各地を自由に旅しており、 時々フィンランドや極地など夜の長い土地で移動を抑え、緩やかに暮らす事もある。 カナタはもともと人間だった。経緯は覚えていないが、かつての主人に宵にされる。 カナタの主人は、カナタが一人前の吸血鬼になったことを見届けると、カナタの前から姿を消す。 夜風の噂で、主人が朝日の中で死んだと耳にするのは時間の問題だった。 なぜ主人が死を選んだのかわからないカナタは、今でもその理由を探している。 血が完全に吸血鬼となり、強大な力を手にした後も、その理由はわからなかった。 答えは遥か彼方に行ってしまったその人が持っているのだから。 純粋な吸血鬼となってもカナタは宵を作らなかった。 あんな理不尽な思いをさせるのは嫌だったのだ。（一人でも問題ないという理由もある） そうして気ままに夜を駆けながら、カナタは今日も答えを探している。

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