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ドロップアウトディスパイア HO1 届人 俺/お前、あんた 本名:倉黒 剣(くらくろ つるぎ) 技能:犯罪者ベース 極度の潔癖症。何時も手袋は外さない。 他人に興味が無く、誰に対しても冷たくあしらうような態度を取る。 HO2との出会い…自身が仕事をしている現場に偶然HO2がやって来た。見られたからには消すしか無いが、彼も同業者という事を知ってその手を止める。彼の殺人の腕を見込んで、届人としての作業の方に専念したかったのもあり手を組まないかと提案する。 以下秘匿↓ 父子家庭。母は剣が幼い頃に愛人を作り夜逃げ。 父が郵便局長で、幼い頃から｢手紙｣という物が身近にあった。 剣が20歳の時、父が自殺。遺書には理由、相続関係、息子を愛しているという在り来りな文章が書かれていたが、それが酷く剣に影響を与えた。 肉親を失い、身寄りが無くなり街中を彷徨っている時に通り魔に襲われる、が返り討ちにし、犯人が逃げ出したのを追い掛けてたら現在所属している闇組織の事務所にたどり着いた。 自身が仕事で殺してきた人間の事を考える事があった。彼彼女は｢最期に伝えたい事｣があったんじゃないかと。その時父の遺書を思い出す。 じゃあ、やってみようじゃないか、と。 仕事中に顔面に傷を負う。通り魔に襲われた時に脇腹にも消えない傷を作る。 自堕落で性に塗れていた母親の反面教師として、剣は自身に汚物が付着するのが心底嫌いになった。 遺書↓ ホーク。 俺はいつか人の憎悪によって殺されるんだろう。こんな仕事を続けてきた報いだ。 お前の事は知らない。仕事を円滑に進めるに当たって必要最低限の事しか興味は無い。 だがそれでも、お前は俺の相方だ。 俺は両親が居ない。血縁関係に当たる人間も連絡手段を知らない。 だから俺の資産だとか荷物だとか、お前にくれてやる。捨てるなり売るなり好きにしろ。 ただ俺の鞄…仕事で使っていた古びた茶色の奴だ…だけは俺と共に燃やして欲しい。あれは父が生前使っていた物だ。遺書屋として俺が生きてきた唯一の理由だ。 手間取らせて悪い。それだけ頼んだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 届人 ――あなたは<遺書屋>の片割れであり、 書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 貴方は「遺書」という存在にとても惹かれている。 死んでも残り続けるその「言葉」は、貴方に大きな影響を与えた。 それは過去に「遺書」に関係する境遇があったのかもしれないし、単純に死んでも残 り続けるその言葉を好いているのかもしれない。 しかし、そんな貴方には一つ悩みがある。 それは自分の「遺書」を書くことができないことだ。 相手はもちろん相方である HO2 に宛てたものだが、 内容は決めているのにどうしても紙に書き起こすことができないのだ。 この裏社会では裏切りや殺戮は日常茶飯事だ。 信頼している相方も、自分だっていつ死んでしまうかわからないし、 自分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあ るだろう。 だから何かあったときのために...と思ってはいるのだが、いまだに貴方の「遺書」は 完成していない。その内容は貴方の頭の中だけにある。

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