タグ： 藍凛の探索者 ベラドンナの箱庭 HO2

るるぶ 2015 『ディレッタント』ベース 職業技能ポイント [EDU10+APP10]→260 △特記：〈信用〉に+10のボーナス。地元の様々な同好会やクラブの会員だったり、コネがある。 職業技能 運転、芸術、信用、図書館、法律、他の言語 選択技能 乗馬、写真術、操縦、拳銃、ライフル、ショットガン、武道→拳銃 運転→心理学：学生でまだ免許が取れないため、令嬢として自分に近づく人間の心情に機敏でなくてはならない。まだ勉強中 選択技能→目星：目星と言うより目利き父の会社やパーティ、自分に近づく人間が身につけているものや所作、パーティ会場の設置の時など、見合ったものか、汚れていないかなどを見極めるため。こちらもまだ勉強中。 【特徴表】 ◎23 親の七光り 名家の出身、または親が有名人かも知れない。<信用>に+20%。 ◎29 バイリンガル 日本以外の国で生活したことがある。［EDU×5］%を、最大3つまでの<ほかの言語>技能に割り振ることが出来る。(50) 大手企業の社長を父に持つ令嬢。 誰にでも優しく、己には厳しい穏やかな女性。 幼い頃から親に連れられ日本を初めとする様々な国を見て周り、親のもつ会社を見て周り、自分がこの跡を継ぐのだと言うことを理解していた。 だから自分もそれに見合う正しい行いをした。 立ち振る舞いも、身嗜みも、身につけるものも、ダンスも、勉強も、弱みを握られないように、常に上に立つものとして正しくあるために。 それで良かった、自分の評価は常に上がる。「流石、北皇財閥の令嬢だ」「素晴らしい」「このような娘を持ってお父上も鼻が高いだろう」 ずっと自分が一番だった、そうあり続けなければならなかった。そう望まれて、そうある事が誇らしかった。その目が純粋な好意だけでなかったとしても。 認められると同時に変な輩も近づいてくる、顔目当ての男、体目当ての男、権力が欲しい男… それでも、自分のなにか一つでも認められるのがうれしくて、けれど安い女にもなりたくなくて、 上手く躱す術を身に着けた、それでもしつこい男からは身を守るための方法も。 常に一番でありたい、引きずり降ろされるなんて冗談じゃない。 それなのに、 学園に入閣してから、大きく変わった。 HO1が居たのだ。 彼女は正しく完璧だった。 立ち振る舞いも、人との関わり方も、その姿すらも！！ 美しかったのだ。 目が奪われた、胸が高まった、その全てが欲しくなった。 この感情に、名前をつけるのは到底難しい。 嫉妬、羨望、憎悪、憧憬、狼狽、悲哀、激昂、 ぐちゃぐちゃの感情。今まで生きてきて初めて抱えた激しい鼓動。 どす黒い、醜くも癖になるような、甘美な思い。 今までずっと1番で居続けることが出来たのに、1番でいなければならないのに、彼女が現れてからというもの私は霞のように薄れる。 ああ、どうして、私だってこんなに美しいのに。綺麗であり続けたのに。…この身体すらも、誰にも明け渡さずにいたのに…。 1番でない私を誰が見てくれるというのだろうか？ 美しくあり続けられない私を誰が必要としてくれるだろうか？ 父の顔に、泥を塗る訳には行かない。 けれど、どれだけ正しい行いをしても、友人や他人に優しくしても、あの子には勝てない。 どうして、…どうして…？ …あなたになりたい。 ただ、その美しさで全てを手に入れられるあなたに。 あと少し、あなたのようになれれば、きっと誰もが私を見てくれる。 あなたも。 この感情をなんと呼ぼうか？ 名前の無いぐちゃぐちゃの汚い感情に、私は愛と名付けた。 愛しているわ、HO1、その全てを私のものにしたいほど。 美しい私を汚したのはあなた、だから、貴女を私に………。 あなたになりたい、貴方のように美しく、 けれどこれまで積み上げてきた”北皇 神樂”を捨てるなんてこともしたくない。 だって”北皇 神樂”は”私”が積み上げてきた”私”。私の努力の賜物。 己の手にしたものを誰かに奪われることも、差し出すこともしたくない。 だから考えた、あの子に私のすべてを教えよう。 よく使う化粧品、好きな色、匂い、味、場所、服の好みだって、 「これが好きなの」「貴女にもきっと似合うわ」「これ美味しいでしょう？また買ってくるわね」 「私の好きなものを貴女にも知ってほしいわ」「友達だもの」 そんな言葉を吐いて、あなたをひとつずつ私に近づける、染めあげる……。 ああ、私の好きなもので形成されていく貴女はもっと美しいわ。 そして、あなたは私のものになるの、”私に作られたHO1”は私のもの 私の好きなものをあなたも好きになって？ 誰にも気づかれずに。美しいあなたは私のものになるの。 【RP】 「私は北皇 神樂よ、良かったら仲良くしてね」 「綺麗？ふふ、嬉しいわ、でも…私なんてまだまだなの…、ああ、ごめんなさい、なんでもないのよ」 「…んん…?これ…私の…かしら…？」 「貴女の全てが欲しいの…その心すら」 「みんな平等に大切に思っているわ、…あの子以外は……」

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