タグ： きゅうす ドロディス

【基本情報】 赤錆色の髪に金の瞳。24歳。 遺書屋の殺し担当。母親も殺し屋(スカーレット)。15歳で母を亡くしてから自分もその道に入る。獲物は拳銃とナイフ。技術は母親から教わった。ナイフの方が得意。裏社会では名の通った殺し屋スカーレットの息子ということでツテは多い。今は「あの坊ちゃんが酔狂なことやってんぜ」とすっかり「遺書屋のヘザー」として認知されているが、「ヘッジホッグ」に依頼してくる奴もまだいる。その仕事でも全部遺書書かせる。 【性格について】 他者への関心はほぼないが、自分にとって実害があると分かったらすぐ手が出る。相棒のアレックスに敵意を向ける奴は特に絶許。だけど敵を増やすのは不味いと知っているので「嫌い」「気が合わない」「むかつく」くらいなら目を瞑ることにしている。 無趣味な器用貧乏。大体のことが及第点レベルでできるが殺し以外で秀でた点もない。自分はどっかで野垂れ死ぬんだろうなと思っていたので、私物も少なく特段の執着もなく生きてきたが、今は自分亡き後に遺すことになる相棒の存在が気掛かりだしぶっちゃけあんまり死にたくない。……と思い始めた自分が可笑しくて愚かでますます嫌い。 【遺書屋について】 相棒が遺書に執着している理由については特に気に留めていない。殺す相手に遺書を書かせたいと言うので好きにさせている。ヘザー的には仕事が完遂できれば事もなし。殺し屋になった理由は「母がそうだったから」、唯一十全に行えると自負できるのが殺ししかなかったから。結果、9年も生き延びているので向いてたんだなと思う。 【相棒について】 本人には言ってないけど異母兄弟。クソ野郎な父親が他で作った女の息子。母親は浮気野郎に腹立てて殺してやる！って突撃しかけたけど、その時たまたま相棒の母親とデート中で、その幸せそうな女の顔見たら殺せなくなってしまった。怒りどころか女の方に同情してしまい、ヘザーには「弟がいる」ことと「次に父親を見つけた時は必ず殺す」と言い残し、その一週間後に仕事で命を落とした。ヘザーは父親の顔を知らなかったので特段の興味もなく、母亡き後唯一の「肉親」となる弟の存在をずっと思っていた。 10代も終わりかけの頃、標的の隣にいた弟を保護。以後数年間一緒にいる。

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