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言いくるめ、聞き耳、芸術（歌唱、何かの楽器演奏）、製作（作詞、作曲）、説得、心理学、値切り、ほかの言語（英語） 「海」 波のざわめきとカモメの声、照り返す日差し、過ぎていく船の声と灯台の光、海は深く、恵みと人を呑み込む程の暴力を振るう。港には生活があって、少ないながら大きな賑わいがあって、小さな世界が存在する。深く広い海と小さく狭い町。常に大きなものに晒され、僕らは海に生かされている。 誕生日：7月27日 【性格】 一人称：僕 二人称：君 穏やかな性格で、茶目っ気がある15歳。 趣味で津軽三味線を鳴らしている。本人曰く、「そんな上手くないんだけどね。」とのこと。 幼年の子供たちには遊んでくれるお兄さんとして慕われており、逆に島の年長者には父親が島医者をやっていることで島医者の息子として愛されている。父親の信頼をそのまま直に受け取っているという所だろう。若年層には弟のように扱われており、手のかからなすぎる子という印象を持たれている。甘え下手なのだろう。そういう部分が出てしまっているのかもしれない。 笑顔で挨拶を返し、言葉もはっきりとしていて、大人受けもいい。周りからは「いい子」と評価を受けるタイプの子供。 海に囲まれて生きてきたことから、海がどんなに怖いもので、恵みを与えてくれるものなのか、よく知っている。 愛用している津軽三味線は爺さんの形見であり、数年前に亡くなった際に譲り受けたものだ。これは爺さんが昔日本中を歩き回って弾いてお金や食べ物を恵んで貰っていたころに愛用していたもので、眞白は記憶に残っているその音を大事にしている。 三味線の方はまだそんなにうまい訳ではなく、思った通りに音は出せるものの、曲もほとんど知らなければ、分からない事ばかりだ。爺さんの音を求めているが、どうしても彼の様な音が出せず、どうすればいいのか分からないでいる。 また、島の外の景色、音に夢を見ており、そんな彼にとってこの島は狭く、小さく、どこか物足りなさを感じている。 「あの海の先にある景色はどんな音をしているのかな？僕は、それが見てみたいんだ。」 そんな気持ちを抱えながら、彼は未だ誰にもそれを口に出せないでいる。 「きっと僕は父さんみたいに、父さんの後を継いでこの島の医者になるのだろうか。」 【志茉島(しま-とう)】 東北の太平洋側にある島。東北にあることから梅雨の時期が短く、それでいて太平洋側であることから気温は涼しげながらも温かい。船が入港する灯台付きの港を中心に住宅が立ち並んでいる。そこには、子供たちの通う総合学校があり、15歳までの少年少女たちが通うこととなっている。学べる内容としては義務教育とは程遠く、どちらかと言えば若年層でのコミュニティを築くこと、そして、勉学というものを知る場所、そして通っている子供たちが一緒に遊べる場所といった印象だろうか。もちろん通うのは義務ではなく、本人の自由意思に任せられている。いわば、保育施設の様なものだ。カリキュラムもその為か、まとめて面倒見ることもあり、子供たちや自治体に起因する部分が多い。時折、島の外部から先生を呼び、講義してもらうのだ。 島にはいくつかスポットになる場所があり、それが崖と砂浜だ。人里離れた中には神社もあるらしいがよく知らない。 崖際からは海の景色を見ることが出来、この島で一番高さを感じられる場所でもある。 逆に砂浜は子供たちの遊ぶ名所になっており、よくカズとヒロが走り回っているのを見る。 そんな景色を見ながら、眞白は三味線に鳴らせない思いを乗せて音を鳴らしている。 この島は新しいことを始めるには狭く、文献を漁るには余りにも少ない。そんな島なのだ。 【人間関係…呼び方】 ・父親(替梨 当真(せなし とうま))…父さん 島医者で、みんなから信頼されている。尊敬している父さんで、少しだけその尊敬に圧倒されそうになる。 これはプレッシャーっていうやつになるのかな？みんなが当然僕が父さんの後を継ぐ者だと思ってる。だからこそ…僕は、その信頼に対して笑顔で返すことしかできないでいる。 ・母親(替梨 叶恵(せなし かなえ))…母さん 主婦をしているお母さん。家に居て、人当たりもよく、近所付き合いも上手い可愛めな若いお母さん。何だかんだで眞白の様子はしっかり見ており、悩んでいることも知っている。その上で口を出して何とかすることではないとも分かっており、相談されたら、少しだけ言葉を入れてあげようかなって思ってる。お爺ちゃんの三味線を眞白に渡すことを決めた張本人 ・カズ…カズ 元気いっぱいの男の子で、よくヒロと走り回っているのを見ている。 元気が良くていいね、今日も怪我をしていないといいのだけど。手当の道具はどこにしまってあったかな。 ・ヒロ…ヒロ 足が速くて手先も器用な女の子。カズとよく遊んでいるのを見る。 時折、表情が見えない時もあるけど、それでもカズと居るのが楽しいんだろうなって思っている。 ・ケイゾウ…ケイゾウおじさん 困っているとよく助けてくれる叔父さん。三味線を引きに海に行くとよく顔を見る。 この辺りで好きに弾いていいよ言ってくれたのもあって、安心して弾いている。 ・ゴン…ゴンさん ゴンさん。凄く元気がよくて、元気が良すぎて少しだけ気圧されてしまって反応が遅れてしまう時がある。 でも、いい人なのは良く知ってる。 ・ジンゴ…ジンゴにい 時折、すっと様子を見に来てくれる。言葉数は少ないけど、それでもジンゴにいが僕のことを大事にしてくれてるのは空気感でなんとなくだけど、分かる。ジンコにいの声は優しい音をしてる。

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