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『drop out despair』HO.殺人 夏賀生十郎が組長を務める暴力団、夏賀連合会の傘下にある、柄王子家の八男。 殺し屋として活動する際は園林寺 辰昌(おんりんじ ときまさ)という偽名を使っている。 性格はサバサバしており、ハッキリとものをいう。そして自信家。 甘いお酒が好きで、カクテルが好き。 『Bar.山羊の目』の3番席は彼がいつも座る椅子。 【キラキラネーム】 びっくりするほどのキラキラネーム。この名前を聞いた時に組長は白目をむいた。 この名前を付ける時に一悶着あった。 柄王子家は、子供が生まれた際、連合会の組長や幹部、別の傘下の年長者から名前を付けてもらう風習があった。 苺露の母は、この風習に不満を持っておりずっと自分で名前を付けたいと考えていた。 8人目の子供を妊娠した時、医者から「赤ちゃんは女の子」だと言われるが、母は直感で赤ちゃんは男の子だと気づいていた。 周囲は医者の言葉を信じ、母の言うことに耳を貸さなかった。その時の母は余程自信があったのか、幹部相手に「もし男の子だったら私が名前を付けて良いわよね？」と持ちかけ、周りはそんな事ないやろ的な感じで簡単にOKを出した。 結果、生まれてきた子が男の子だったので母はガッツポーズで名前を考えた。それが苺露。 母の好物が苺だったから、どうしても苺という漢字を名前に入れたかったらしい。あとメルヘンチックな名前が好きらしい。 苺露自身は、この名前を気に入っている。だが、仕事をする上で名前で嘗められる事が嫌だったので偽名を使うことが多い。 偽名を使っていると母が知れば、母が泣くので連合会の集まり等では本名を使っている。母の前で、彼を偽名で呼ぼうものなら銃弾が飛んでくる。 【女性への耐性】 兄弟が全員男だったり、連合会内に女性が少なかったり、通ってた学校が男子校だったりで女性との接触が極端に少ない。女性嫌いという訳ではない。だが、2人きりになると極端に口数が減る、行動が単純化する、顔が紅潮する等して上手く接することができない。 仕事のパートナーである届人と一緒に居るのは平気。荒治療にも似た慣れ方をした。 肩を組まれようが、胸元を見せられようがケロッとしている。童貞弄りをされても、言い返しはするがじゃれあい程度に思っている。 【プライド】 同じ連合会の傘下に所属している殺し屋の簗瀬に銃の扱い方を教えてもらった。彼と関わる機会が多いからか、簗瀬同様殺し屋としてのプライドが高い。 そのプライドに見合う強さを持っている。 【8人兄弟】 全員男。血気盛んな兄が多く、かなりの頻度で戦闘演習が行われている。実家に帰れば間違いなく演習に参加させられるので、何とか回避したいと思案するが諦めた方が恐らく早い。5番目の兄(旭)が行方不明になったので探している。 【遺書について】 遺書自体に特別な感情は抱いていない。 ただ、家柄と仕事柄で恨まれやすく、狙われやすいので遺書は用意してある。 【バディ関係性】 届人とバディを組んで殺し屋をしている。 出会いは情報屋の営むバー。 兄弟達にだる絡みされるのが嫌で家を出たかったのと、師である簗瀬爽正と同じようなスタイルで殺し屋がしたかったから。 だが、まだ半人前の為「相方は作ってからやれ」と簗瀬に言われた為教えられたバーに赴く。 そこで届人と出会い、あれよあれよと流されバディを組むことになった。 最初はめちゃめちゃ遊ばれるし、弄られるし、振り回されるしで苺露の眉間にはシワが寄り続けていた。それはもうシワが取れなくなるんじゃないかってくらい寄り続けていた。むっっっ！！！って感じ。 今は慣れたため、適当に流し適当に返事をする。 あれ買ってこれ買ってと、色々集られるが、お酒だけはお世話になった人だけにしか奢らないという信念があるので奢らない。 世話してるのは俺だろ！って言って断ってる。 【技能紹介】 回避・拳銃・ナイフ…家柄ゆえに幼い頃から教えられてきた。殺し屋としての心得や暗殺方法は簗瀬爽正に習った。 隠す…武器を所持する時、警察に捕まらないように隠しているから。 聞き耳・目星…依頼対象の動きやちょっとした癖に気づくため。 精神分析…依頼対象や敵組員の動向や戦い方を見て、何を目的としているのか、これからどう行動するのかを予測する為。 運転(バイク)…好きで乗っている。 芸術(精神拷問技術)…依頼対象が、これ以上は死んでしまうという所まで傷付けても遺書を書かなかった時用。体への痛みに耐性のある人間は何度も見てきた為、精神へのダメージを与えられるようにと術を学んだ。 【特徴表】 ・動物に好かれる ・投擲の才能

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