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英景 珠内蛇(えいけい しゅないだ)
ID:3891255
MD:5e8ab9b13fc2b3d425ee646a5353e1b2
英景 珠内蛇(えいけい しゅないだ)
タグ:
のヮの式
英景家
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
特徴:プロ・ドライバー、一族伝来の宝物 職業特記事項:信用に+10%のボーナス。地元のさまざまな同好会やクラブの会員だったり、コネがある。 『常に完璧でいろ。一切の隙を見せるな。戦場で倒れていくのは、隙を見せた者からだ。』 英景珠内蛇。33歳男性。 英景財閥の分家の一つ、軍事用兵器に特化した家系に生まれた長男。そして、47代目後継予定者。生誕時の儀式に授かったのは、戦車である「シュナイダーCA1」。 彼を一言で表すなら「完璧」。後継者の顔としての社交やマナー、仕草等は言うまでもなく、英景家で必須とされる戦車や兵器の扱いにも長けている。また、物腰柔らかく謙虚な姿勢をとりながら、常に誇りと自信に満ちた堂々とした振る舞いが見られる。 周囲の人間は、そんな彼をまさに理想的な、模範となるべき人間と評している。 長男として生まれた珠内蛇は、幼い頃から既に47代目後継者として熱い期待を寄せられていた。両親は全ての力を総動員するような形で、彼を厳しく躾け、教育した。 その教育方針は「常に完璧であれ。そして、一切の隙を見せるな。」というもの。軍事用兵器を取り扱い、戦争と密接に関わっていたこの家系は、「隙を見せたものから潰される」という思想を持っていた。彼はその思想のもと教育されたのである。 彼は一定の年齢に到達するまでは交友関係までもが厳しく管理されていた。完璧な教育を行う上で、外部の者から悪影響を受けさせないためである、珠内蛇が関わることを許されたのは、英景家の人間と、両親が認めた優秀・有用な人間だけであった。自由に友人を作ることすらできなかったのである。 さらに、珠内蛇にはあらゆる失敗が許されなかった。テストは常に満点でなければならなかったし、射撃の訓練でも百発百中でなければならなかった。部活動の大会など、あらゆる勝負事においても、勝利以外はありえなかった。 もしも達成できなかった場合、中でもその原因が「不注意」や「油断」によるものであった場合は、特に厳しい折檻が待ち受けていた。激しい暴行を受け、罵声を浴びせられ……彼は死を覚悟するような恐怖を与えられ続け、支配された。 『……お前がこれから進む世界は、ほんの一瞬の僅かな油断で命を落とすような世界だ。こんなものでは済まない。生きているだけ有難いと思え。』 しかし、彼はそんな苦痛にも必死で耐えた。決して逆らうなどということはせず、両親の期待に応え、常に「完璧」な模範少年であり続けたのだ。 チッ……ふざけやがって。 躾?教育?はは、笑わせんなよ。 なんでこの優秀な俺がお前らみたいな二流の人間に教育されなきゃいけねぇんだよ。 お前ら、「我々が英景珠内蛇を優秀な人間に育ててやってるんだ。」……そう思ってんだろ? バーーーーーーーーーーーーカ。 優秀なのは俺だよ。俺。 元々優秀なこの俺が、所詮は並の人間であるお前らのメンツが潰れねぇように付き合ってやってるだけだよ。 いやぁ〜なんて親孝行なんだ!偉いなぁ俺。 ま、「優秀な人間としか関わるな」ってのだけは同感だな。俺みたいな選ばれし優秀な人間がその辺のクッソみてぇな下等生物と関わってもなんのメリットもねぇからな。 ……な?ほら、お前らのこと言ってんだよ。はは。 お前らみてぇな親なんざ、いつ見捨てても良いんだぜ?逆らおうと思えばいくらでも逆らえるんだこっちはよぉ。グレて家を出てやろうか?後継者として必死に育ててきた優秀な息子に裏切られる……どんな気分になるだろうなぁ?それとも、その間抜けヅラ……いっぺん殴り倒してやろうか?お前らがいつも俺にやってるみたいにな!あはは! ……まあまあ、そんなこと実際にやっちまうのは二流の人間。我慢すら出来ねぇ下等生物よ。 俺はそんな奴らと違って優秀だからな。ああ、耐えてやるとも。お前らのくっっっだらねぇ野望にも付き合ってやりますよっと。ははっ良かったな!優秀で親孝行な息子で!少しは感謝してくれてもいいんだぜ? 『わ〜、兄さんすごい怪我……大丈夫?』 っ……!……辺華斗……いつからいやがった。 『あんなに叩かなくてもいいのにね〜。兄さんだって一生懸命頑張ってるのに……かわいそう。』 はっ、お前に何がわかる。「完璧」を強いられず、束縛もされず、後継とは無縁の世界で甘やかされながらぬくぬくと生きているお前に……何が。 「……良い身分だなお前。わざわざ同情しにきたのか?はは、ご苦労なこった。……腹の底では俺を嘲笑ってんだろ?なぁ?」 『え〜そんなことないよ〜?でも……あの扱いの差なら、兄さんがそう思ってしまうのも無理はないよね。父さんも母さんも……兄さんにももっと優しくしてあげればいいのにな〜。』 っ……ふざけるなよ……! 「……何なんだよお前……よく言えるよなそんなこと……やっぱり馬鹿にしてんだろ……?なぁ!?……………いつもいつも、お前だけ良い思いしやがって……!この!!!!!」 お前も……俺と同じ目に遭えばいいんだ……!! 『……っ…………』 「……はぁっ……あははっ……!どうだ……痛いだろ……?痛いよな……?こんな目に遭うの初めてだもんな……?俺と同じ苦痛を味わった気分はどうだ……?」 『…………』 「っ……何笑ってんだよ……」 『……えへへ。どう?兄さんは楽しい?』 「楽しいって…………」 『いいんだよ?好きなだけぶつけて。……いつも厳しくされて、我慢して、繕って……辛いよね?痛いよね?でも、僕の前ではそんなこと……何も気にしなくて良いからさ。』 「何だ……余裕だなお前………だがいつまで持つんだろうな……?この俺の前でそう言ったこと、後悔させてやる……!」 『ふふ。気が済むまでやればいいよ。』 「っ……だから……笑ってんじゃねぇっ……よ……!!!」 『あはは。いやぁ〜大好きだなぁって……兄さんのその顔。……もう終わりでいいの?それで満足した?』 「っ……!ふざけやがって!!!」 (トッ……トッ……トッ……) 『………あ、兄さん。足音。誰か来るよ。』 !!!!!!! 「……チッ……」 (ガチャッ……) 『珠内蛇、さっき言った勉強は進んで……お?辺華斗もここにいたのか。』 『うん、ちょっと用事があってね〜。』 『珠内蛇は今勉強をしているんだ。辺華斗は向こうで遊んでなさ……ん?どうしたんだその傷……!……まさか……おい、珠内蛇お前……!辺華斗に何して……!』 まずい……!!!! 『あはは、父さん落ち着いて〜。これはさっき外で銃の訓練してた時にちょっと転けちゃっただけ!なんか上手くできなくてさ〜……で、兄さんにお手本見せてもらおっかなってお願いしにきたんだ!へへ。』 …………は?……こいつ……何のつもりだよ……まあ……今はそれどころじゃねぇ…… 「はい、辺華斗の言った通り、射撃の手本を頼まれていたところです。この怪我は知りません……本人は転んだと言っていますし、僕には何とも……」 『……本当か?辺華斗。何かあったら隠さずすぐ言うんだ。』 『兄さんはすっごく優しいんだよ。そんな酷いことするわけないじゃん。ねっ、兄さん。』 「はい。僕は勉強していただけです。辺華斗は今来たばかりで……辺華斗、ごめんね。これ終わったら教えてあげるからもう少し待っててね。お詫びに後でお菓子用意してもらうように言っておくからさ。」 『ほんと!?やった〜!ありがとう!』 『そうか……それならいいんだがな。辺華斗、あまり珠内蛇の邪魔にならないようにな。それと……もし珠内蛇が身勝手な行動をしようものならすぐに言いなさい。』 『は〜い!』 (ガチャン……) 『ふぅ〜怖かったね〜。もう大丈夫だよ!……さっきの続きする?』 「……お前……何考えてるんだよ……」 『何って……僕は兄さんのことが大好きなだけだよ?』 「は?」 『えへへ。兄さん、いつも期待されて、ずっと完璧でいなきゃいけないの、疲れちゃうでしょ?良いんだよ。休んじゃって。父さんだって、母さんだって、たぶん完璧じゃないんだ。いつも兄さんを見てるわけじゃない。見られてない時くらい……好きにしていいと思うよ?ほら、さっきみたいに。』 「嘘だ……そう言っていつかは裏切って……」 『ううん。心配しないで。もし何かあっても守ってあげるから!……ね、兄さんを甘やかすことができるのは僕だけなんだよ?だから……二人でいる時くらい、許されちゃおうよ、兄さん。僕のことも、好きに使っていいからさ。』 ……相変わらず吐きそうなほど気持ち悪い。あれだけやられておいて……何が狙いなんだ?こいつは…… ……わからん。こいつの考えることはわからん。まだ何か企んでるかもしれねぇ。だが……思い返せば、こいつは俺にとって、好都合なことばかりしているような気もする。 俺はこいつを信用しきることはできねぇが……確かに利用する価値はあるかもしれない。仮に裏切られたとしても、その時は俺にだって手はある。俺は優秀だ。しかも馬鹿みてぇに外ヅラを良くしておいたから、ツテだってたくさんある。 ……潰せる。 はは、良いだろう。お前の望み通り、思う存分利用してやる。 「…………それは俺が決めることだ。お前は黙ってろ。」 『ふふ。さすがだね。兄さん。』 結果として、本当に辺華斗は珠内蛇が望む行動、珠内蛇にとって都合の良い行動しか取らなかった。 最初は疑心暗鬼だった珠内蛇も、辺華斗がおそらく自分を裏切ってこないであろうと踏んでからは、少しずつではあるが、利用することへの躊躇がなくなっていった。 いつしか、珠内蛇は辺華斗を「都合の良い道具」「ストレスの捌け口」として扱うようになっていた。表向きは優しく好意的に接しながらも、両親の目を盗んでは裏で辺華斗を身体的・精神的に痛めつける事を楽しんだ。 それでも、辺華斗は嬉しそうに笑うだけだった。 何をされても拒絶せず、秘密は隠し通し……最後まで辺華斗が珠内蛇を裏切ることはなかった。あまりにも従順で、常に好意的な態度を崩さなかった彼はどこか不気味であり、珠内蛇はそんな辺華斗に時折狂気すら感じた。だが、それでも珠内蛇は、彼を利用することはやめなかった。どうせ辺華斗は傷付かない。傷付かない人間は不当な扱いをしても問題はないはずだ……自分にそう強く言い聞かせながら。 しかし、大人になるにつれ、両親からの干渉が減ってきたのもあってか、珠内蛇が辺華斗に当たることは徐々に少なくなっていった。いつしか、自らが"辺華斗を踏み台にして両親からの厳しい折檻に耐えてきた"という事実すらも、彼の認識の中から薄れていった。 そして、そのまま時は過ぎ……今に至る。 両親は既に高齢である。辺華斗も独り立ちした。まもなく珠内蛇が家を継ぐ時がやってくるだろう。 彼は現在も、自分を守るために必死に築いてきた自己愛に縋りながら、「完璧」な人間を演じ続けている。
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(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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