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易者をやってる男、でかいし竹笠被ってるし布面してるので滅茶苦茶怪しいけど占いの手を用いて相手を『信用』させることでその生業を続けている。 アタシ、アナタ、ダネ！ヨ！胡散臭い片言喋り。 5-6　異物への耐性 6-5　急所を見抜く ---------------------------------------------------以下ルベライトジャムHO4バレあり 奶奶って呼んでるおばあちゃんのこと。 俊には飛び抜けた才能、熙には満ちる光といった意味がある。 自分の名前を付けたのは母親だと聞いている。 生まれる前から父親とよく話し、嬉しそうにしていたらしい。 母親は自分を生んでまもなく亡くなった、もともと体は強い人ではなかったためだ。 父親もそれを追うように行方不明となってしまった。亡くなっている、のかもしれない。 祖母は優しい人だった。自分の才能を導き、親を亡くした自分を抱え育て上げてくれた。 だが、そんな祖母も失った己にあるのは乾きだ。 『視る』ことができたはずなのに、なぜ祖母を救えなかった？ ……後悔をしているのだとすれば、できたはずのことができなかった己にだ。 化け物を追いかけているのは決して祖母の復讐のためではない。 それを理由にしてしまえば優しい祖母への否定となる。 これは己の乾きを埋め、これからの人生を順風満帆に進むための『使命』だ。 あの化け物を鎮めることができれば、それは埋まるのだろう。

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