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ライラ…『今、君を想う』 ウォッカ、 コアントロー 、フレッシュ・ライム・ジュース のシェイクカクテル。35度の強めのお酒。 マルガリータ…『無言の愛』 テキーラ、ホワイト・キュラソー、レモン・ジュースのシェイクカクテル。 塩でスノースタイルにしたカクテル・グラスに注ぐ25度以上のお酒。 職業：お前らの執事。 基本的に不愛想で冷静。真面目に仕事をこなしている。ひねくれているように見えて実はめっちゃ素直。いいなと思ったことはすぐに口にするので、褒めるのが上手。 命に関することには人一倍厳しく、他人に対しても自分に対しても危ないことした時の怒りがすごい。 人づきあいが多いというわけでもなく、あまり自分からは人に関わるタイプではない。しかし、寄ってこられれば素直に対応するなど、人が良かったりする一面も。 荷物持ちでもパシリでも、しょうがないなと言いつつもちゃんとついてきてくれるタイプ。 警戒心が高いが、一度心を許した相手には距離が近い。無言で甘えてきたり、抱きしめてきたりと、すごい距離を詰める。 しかもそれを「仲のいい人には甘えるものだ」と言って聞かないし、それが普通だと思っているド天然なのでタチが悪い。 まともな教育を受けていないので、地頭が良くても知識がない。(ついでに常識もない。)自分でもそれを自覚しているので、分からなかったら素直にわからないっていう。聞かぬは一生の恥って言葉だけは知ってる。 目指すは超素直でぶっきらぼうな大型犬！！！！ 貴方は狼人間である。赤ずきんというより狼。 貴方には狼耳が生えているなど外見に大きな人外特徴があり、普段からフードをかぶっているだろう。 下のきょうだいについて。 ギムレット・マルガリータ　/　24歳　/　女　/　 ギムレット…『勇気を出して』『遠い人を想う』『長いお別れ』 ドライ・ジンとライムジュースのシェイクで作るアルコール度数25％の強い甘口のお酒から。 ライラの実の双子の妹。二卵性双生児なので顔はあまり似ていない。 明るくて温厚。自分よりみんなのことが大好きな善人。基本的にふわふわしていてポジティブシンキングだが、そんな性格とは思えないほど力が強いし、アウトドア(という名のサバイバル)が大好き。 鹿を自分でさばいて焼いて、塩と胡椒だけで豪快に食べるのが趣味だった。男飯に関して彼女の右に出るものはいない。 マルガリータ家は代々、山の奥で狩猟をして家の生計を立てていた。人がいつ死んでも血が途絶えることがないように、兄弟はたくさんいた。 双子のライラとギムレットは、きょうだい兼相棒としてシカや狼、イノシシなどを狩って生きていた。 頭がいい方がライラで、力が強い方がギムレット。本来はそういう関係だった。ライラは戦闘ではなく、罠を仕掛けること、頭を使うことに特化していた。 しかし、ちょうど15歳の時に、ギムレットが狼男に襲われてしまう。何とか応戦して攻撃を防いだものの、ギムレットは狼男に噛まれなかった。代わりにライラが狼男に噛まれてしまった。 二人で大変ショックを受けたものの、家にはちゃんと報告して見つからないように家族ぐるみで隠すことになった。 「おにいちゃんはね、おおかみになって、かぞくをまもるしゅごしんになったんだよ。」 故に、ライラの教育は15歳で止まっている。 それからというもの、度々見られた人間に殺されかけたり、売られかけたりしたが、結果的にそんな人間は全員死んでいるので公になることは無かった。 月日が経って22歳の時。今まで山奥で暮らしていたため、ライラが狼男であることは隠し通せていたが、ついに情報を聞きつけた街の集団に襲われてしまう。 山は炎、炎、炎、炎、炎、炎炎炎… 真っ赤な赤で染まっていた。 下のきょうだいたちはみんな赤になって散っていった。狼にならなければよかった。あのとき狼に襲われなければ… そう考えてしまった自分の頭を振り、きょうだいの亡骸を、自分の髪の毛一束と一緒に埋葬していった。 その後、ギムレットも一緒に応戦してくれたがどうにも数が多く(銀の武器とかも持ってたかもしれない)、最終的にライラの命はギリギリ助かったが、妹の命は死んでしまうような状況になってしまった。 そこで頼ったのが白雪姫だ。 現在、ギムレットが助かるとは思っていない。 自分のせいでと何度も考えたし、それでも生死をひっくり返すのは良くないことだと思っている。 もちろん助けられるものなら助けたいが、それが誰かの命を犠牲にするような何かを伴ったりするのならそれは妹が喜ぶことではないからやりたくない。 現在ライラが絶対に守りたいと思っている人間は、現在のクレイシのメンバー、妹。 もう大切なものを、人間を失うまいと日々ふんすふんすしている。

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