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白南風燈李　海も枯れるまで　HO1 閉鎖された家庭で長年暮らしてきたお嬢様。主に父が手放したくなさのあまり燈李のほぼすべてを管理しており、また燈李もそれが当たり前だと思っていたため長年自我らしい自我を獲得できていなかった。自室に外から鍵とかかけられる。 生活のほとんどを父の監視のもと送り、成長とともになんとなくこの環境の異常性に気づくも打開策も浮かばず、反抗する勇気も出ない日々を過ごす。一生ここから出られないのか、と気づいてから緩やかに絶望していき、18歳の頃にふと思い立ち1度目の自殺を決行する。しかし、恐怖心から失敗。死にきる勇気すらないことにまた絶望している。 以後自分でも死ねる方法を模索しつつ、自傷でうっかり出血多量で死ねたりしないかな～と思い今日も手首を切る。浅いので全然死ねない。 過去に1度だけ父に抗議(とも言えない一言)をしたが手酷く叱られ、父への恐怖心が高くなるだけに終わった。 中途半端な自我を得てしまった上にその自我ゆえに起こした行動がことごとく失敗しているため、何も知らなかった頃よりあらゆる行動に不安を抱くようになった。 30だけの医学は自殺を思案する中で中途半端に得た知識、心理学は他者への恐怖心から来る人間不信のため

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