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笠羽 刀哉(かさば とうや) 剣術家の次男坊であり、「泥啜流(でいせいりゅう)」剣術の使い手。 実家の道場は兄が継ぐ為、刀哉はスタントマンになった。 「泥を啜ってでも勝ち残る」を掲げる流派であり、様は刀を使いつつもステゴロもありである。鞘も、柄も、土すらも全てが武器である。 勝者だけが正義を掲げられるのだ。 幼少期から兄弟と共に父から剣術を習い、特訓と称して裏山ダッシュや崖登り等をしていた為、力には覚えあり。 人里離れ……という訳でも無いので、普通に学校に通っていたし、普通に学校帰りに寄り道とかして友人と帰っていた。好きな寄り道お菓子はガ○ガリ君ソーダ。 剣道部に入る事も考えたが、流派が違い過ぎるので断念。陸上部に入り、砲丸投げの選手をしていた。 全国大会出場レベルだが、全国優勝をした事は無い。 それでも砲丸投げで体育大学へ入り、ジム使い放題の環境にガッツポーズをした。 大学時代に知人の紹介で出会ったスタント事務所でスタントの話を聞き「俺向けやん？」と気分が昂り、そのまま契約。 大学卒業後から、本格的にスタントマンの仕事を請け負い、某有名レンジャーや、某有名ライダーのスタント経験も有り。 何時か、浪人役のスタントとかで泥啜流(でいせいりゅう)を見せるのが夢。 最近学生時代の友人の結婚式へ呼ばれる事が増え、仕事が恋人やと言いつつも、あわよくば結婚したい恋人無し未婚三十路。 因みに茶色の地毛を黒染めしてる理由は黒髪の方が剣豪っぽいやんとの事。髪の毛が長めなのも同じく。 仕事での髪型変更が無いうちは、基本的に黒染め少しのロン毛。 だって剣豪っぽいから。 「結局は筋肉なんよ。何せ、筋肉は裏切らへんからな！」

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