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全体振り直し：1回　部分振り直し：STR2回、DEX3回、SIZ2回　技能入れ換え：STR10⇄POW14 【職業：元米国陸軍パイロット(基本ルルブパイロット)】 自由技能：目星 キャラ設定一行まとめ 『米国陸軍に入隊していた経歴を持つ危険な男。攻撃ヘリや輸送機などを操縦出来るだけの航空技術を持ち合わせている。イラク系アメリカ人。』 イラク人の両親の間に産まれイラク系アメリカ人となった男。中東系特有の褐色の肌と綺麗な金色の瞳が特徴的。 1980年頃に中東で起きたイラン・イラク戦争に巻き込まれる事を避ける為、当時の父親は家族を連れてVISAが切れる前に国外へと出た。 外資系ビジネスを営んでいた事からコネクションも有ったアメリカへと移住を決め、永住権を獲得する事に成功したのだ。 しかし、アメリカでの生活は決して危険や心配事とは無縁の生活では無かった。寧ろ差別による実害が後を絶たず、学生時代は特に孤独を感じていた。 そこに追い打ちを掛ける様にイスラム過激派組織によるテロ事件が事有る毎に発生する為、アメリカに住む以上何処に居ても心休まる場所は存在しなかった。 そんな中でも学校をトップクラスの成績で卒業すると、大学や士官学校には通わずにアメリカ陸軍に入隊志願する。 アメリカで生きて行く中で人種の違いに強いコンプレックスを持つ様になり、軍に入り英雄と成れば全員が自分をアメリカ人だと認めてくれると考えたのだ。 だが実際に戦場となった場所は、嘗て家族が暮らしていた故郷であるイラクであり、そんな大事な場所を侵す自分は何なのかと悩まずにはいられなかった。 危険な任務も熟したが、主な任務は攻撃ヘリでの掃討や空挺作戦の為の輸送機操縦等の比較的安全圏での任務が多かった為、約15年間の戦場生活を生き抜けた。 晴れて英雄と成って帰還した彼に待ち受けていたのは、家族からの温かい抱擁、等ではなく罵詈雑言の嵐だった。 父親は言う。私達にとってお前は悪魔其の物だ、アメリカの犬め！その手で一体どれだけの同胞を殺めて来たんだ、と。 家族は、この15年の間で既に壊れていた。仕事も立ち行かなくなり、外を出歩くのもやっとの事だったようで、あらゆる事が限界だったのだろう。 その日を境に陸軍を自主退職した後、アメリカを出て暫くはヨーロッパを点在し、今では同じ英語圏であるイギリスに腰を落ち着かせている。 少々金を使いすぎた。しかし今更まともに働くなどとバカらしい事はしない。金の成る木が育つまで、息を潜めるだけだ。

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