タグ： ぼくらのシャングリラ、あの子のほうき星

ルーク・ベイリンガー♂12 ジャンク屋　職業自由選択。 　 冥王星出身。 7歳の時、両親に『となりにある海王星へ小旅行に行こう』と誘われて、海王星へみんなで出かけた。 『ちょっと待っててね。』両親は、何を探しに行ったのか、自分をここで待つようにと優しく、どこか悲しそうな顔で言い聞かせた。 …だけど、いつになっても、お父さんとお母さんは帰ってこなかった。 もしかしたら、二人に何かあったのかもしれない。それで、救急車に運ばれて、治療をしてもらって、もう家に先に帰っているのかもしれない。 それなら、僕が頑張って一人でおうちに帰らなくちゃ。 沢山、沢山、たくさん歩いた。 …一体、どれくらい歩いたのだろう。 もう、疲れてしまった。少し眠りたい。 次に目が覚めた時、目の前にいたのは、ひとりの老人と、幼い子供たちだった。 …名前と住んでいる場所を聞かれた。 だけど、何も思い出せない。自分の名前も思い出す事ができない。ただ、『お父さんとお母さんの元に帰りたい』それだけを覚えていた。 『お父さんとお母さんが迎えにくるまで、もしくは自分の事を思い出せるまではうちにいるといい』 その言葉を信じ続けながら、彼は、目の前の人物たちと長い長い生活を続けていくことになる。 … ジャンク屋の手伝いを始めてからは、拠点付近にあるガラクタを集めてはオモチャにして遊んでいる。 最近のお気に入りはルービックキューブとサッカーボール。 地球にはもっと沢山のオモチャがあったと聞いているので、そんな楽しそうな星にいってみたいと思っている。 あと単純に拾ってきた宇宙図鑑を見て興味を持った。（5年間擦り切れるまで読み続けている） … 名前は、ここにいる間呼びやすいように、また家族の一員としてつけてもらったもの。 Luke...光を運ぶもの、光

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