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幸之　望葉　（さちの　もちは）　17歳 坂ノ丘高等学校　二年　 世に言う”ギャル”だ 望葉の家は裕福だった 父はプロのカメラマン、母はアパレル会社の社長 小さい頃から欲しいものは手に入り、何をするにも失敗することはなかった 元々勉強は嫌いで、テストでは６画鉛筆を転がして赤点を回避していた 運がいいのか望葉の通う学校のテストは大半が選択問題だった 高校に上がる前、母の部屋で見つけた昔の写真。それを見た望葉は憧れに心奪わた。 そう、母は昔バリバリのギャルだったのだ その後望葉は高校へ入学。日サロに行き、ピアスも開け、髪も染めた 母も父も望葉の行動、言動に批判しなかった。 自由に望葉らしくあってほしいが故の優しさである。 誰も望葉を止める者はいなかった だが、自由すぎる性格と少しばかり口の悪い口調から、一部の人間からは嫌われていた。 本人は全く気にはしていないが、友達が多いとは思っていないそうだ。 高校に入学してからは毎週図書館に通うのが習慣。理由は毎週必ず更新される雑誌が目当てだ。 本人曰く「置いてるのに見ないのとかチョーもったいないっしょ。ちな、図書館の先生に聞くと付録くれたにすんの」だそうだ。 実は雑誌以外にもたまに別の本も見てるとか、、、 バイトはコンビニでレジ打ち専門としている。 棚積みは嫌いらしい。運がいいことによく動いてくれる先輩とのシフトが多いのでバイトで面倒な仕事は滅多に無い。 遅刻常習犯だが、タイミングよくタイムカードの機械が壊れていることが多い 泳ぐのが得意で小学～中学まで習い事でスイミングをしていた。 今でも夏には海へよく出かけている。日光浴を楽しむのではなく一人で遠くまで泳いでは わかめを拾って戻ってくる。「元々地黒だし日サロのほうが綺麗に焼けんの～ヒリヒリしないしマジ現代の技術あざっ」だそうだ 2021.05.23（日） 今日の望葉はお祭りへ行くらしい 「ばぁが金魚でもとってきな～て、おこづかいくれたん。まじ神。」 迷信深い　BADステータス（オカルト。占いに頼るようになる）

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