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職業ベース:メンタルセラピスト(2015) 東洋系の見た目をした16歳の少年、体には自分の誕生花であるハナニラが咲いている。 元々弱気な性格であったが自身の病気のせいもあり引っ込み思案である。用事があるとき以外自分から外に出ようとしない。 唯一の特技はヴァイオリンを弾くこと。全然上手くないと言っているが、特技は？と聞かれれば「ヴァイオリン」と答える。 家族構成は祖父母のみ。両親がいた記憶はなく、祖父母に理由を聞いても何も答えてもらえなかった。(両親ともに病弱で彼が幼い頃に亡くなっている) 自身がこのような病になったことを知った祖父母は言葉では「フィーニスにお花が咲いたわ、特別なのかしらね」と言っていたが、表情や態度から恐怖を感じていたであろうことは彼も察することが出来た。このサナトリウム《アヴリル》に預けられたとき、彼は安堵した。これでお世話になった二人に迷惑がかからなくなると思ったから。 一度だけ「綺麗だ」と言われた思い出がある。それは嬉しくもあり、自暴自棄にならずに済んだ言葉でもある。その言葉があったから「花が咲いている」という事実を受け入れられている。もしその言葉がなければ今花を無理やりにでも引き抜いていたりしたかもしれない。忌まわしく感じた花を受け入れられたのはそのタイミング。 花が咲いた彼に対する周囲の目は酷いものだった。ただ彼自身も花が咲く人間を恐ろしいと思うのは当たり前だと感じていたし、向けられる視線や言葉から逃れるというよりも、しっかりと聞き入れたうえで家に引きこもるようになった。この頃から「自分以外の脅威にならないように」振舞うことを心掛けている。 幼い頃から習っていたヴァイオリンを弾くことが日課。毎日決まった時間(朝食後と夕食前)に弾いている。これはヴァイオリンを弾くのが趣味であるというのはもちろんだが、姿を現してしまったら怯えさせてしまうけれど、この音色で誰かの心を癒せたら…という気持ちが強い。一人で孤独に弾いている。 誕生日:3/26(ハナニラ「星に願いを」「悲しい別れ」) --------------------------------------------------------------------- HO2 『　花　』　症状：心臓に根をはり血管から花を咲かせている 美しい花// 君の心臓には花の根が巣食っている。血管を巡り、皮膚を突き破って花が咲いた。美しい君を飾る花。隠し通していたが、ついには隠せないほどに育ってしまった。 性格// この美しい花は君にとって呪いのようで、コンプレックスだ。この花の所為で人々に迫害されて、独りぼっち。たった一度だけ「綺麗だ」と言われた思い出だけが、唯一の救いになっていた。 病気// 重い病らしく、治療を受ける事が出来るのは18歳からであり、君はそれまでの間このサナトリウムで過ごすことになるらしい。 備考// 君は生きているものに対して、自分から触れることに強い抵抗感がある。その理由は幼い頃の出来事によって記憶は固く閉ざされているようだ。APPに関わらず見た目は麗しい子供だ。APPが低い場合、迫害等によって心が荒んでいるのだろう。 HO1:ノヴァ 【通過シナリオ】 ・花冷えに亡く季節

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