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クトゥルフ PC作成ツール
加賀美 早希(かがみ さき)
ID:3916613
MD:a0b75a851366f1bab681eb931d394caa
加賀美 早希(かがみ さき)
タグ:
のヮの式
二万円家サブ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
特徴:アウトドア派、寄せ餌 職業特記事項:1件の狂気において精神分析のロールに失敗しても、環境を整えたり投薬を行なったりすることで再度精神分析のロールを行なうことができる。 医大に通う6年生。現在一人暮らし。アルバイトで学費や生活費を稼ぎながら、国家試験に向けて日々勉強に励んでいる。 早希は昔から、バーベキューやキャンプなど、とにかく外に出て遊ぶのが好きな活発な少女だった。 しかし、彼女はある体質を持っていた。異常にまでに「蚊」に刺されやすかったのである。 一度の外出で10箇所以上刺されるのはいつものこと。虫除けスプレーをしてもほとんど効果はなく、もはや蚊に刺されることは彼女にとって当たり前のことになっていた。 そのうち、蚊を殺すこともしなくなり、痒みも気にせず、まるで献血でもしているかのような心持ちで自分の生き血が吸われていく様子を観察するようになった。 そんなある日。当時中学生で多感な時期にあった早希は、いつものように自分の血を吸う蚊を見て、ある好奇心を抱いた。 私の血はそんなに美味しいのだろうか、と。 そして、試しに自分の指を強く噛み、そこから流れる血を啜ってみた。 この時、彼女はえもいわれぬ高揚感に包まれた。 もっと血が欲しい。血を舐めたい。吸いたい。 早希は自分の血の味を知ったその日から病みつきになり、血液……特にそれを吸う行為に興奮を覚えるようになった。怪我をした時だけでなく、歯や刃を立てて自ら出血させ、それを啜るということも頻繁に行うようになった。 そしていつしか、自分以外の人間の血も味わいたい……そんな欲望さえも抱くようになった。怪我で血を流す人を見るたびにひどく興奮し、舐めたくて吸いたくて仕方ないという衝動に襲われた。 ある時、人の血を見ると興奮して吸いたくなることについて人に打ち明ける機会があった。その結果、早希に返ってきたのは「いやお前、中二病かよ〜!漫画の読みすぎだって!汚いからやめとけ〜?」という言葉だった。 そうか、これは「中二病」と言うのか……その時の発言をきっかけに、早希は自身が患っているとされる「中二病」ついて妙に関心を持つようになり、さまざまな文献やインターネットを参照して知識を仕入れるようになった。結局ピンとくるような情報を得ることはできなかったものの、この時にありとあらゆる精神疾患について学んだことにより、彼女は徐々に精神医学の分野に興味を持つようになった。そしてぼんやりとではあるが精神科医を志すようになり、そのまま猛勉強して医大に進学するという道を選んだ。人間、何がきっかけとなって行動するかわからないものである…… それから数年後。進学先の医大で、早希はある出会いをする。 一つ下の学年に在籍していた二万円紅織愛だ。 彼女は学年合同の実習でよく一緒に作業をする学生だった。いつも意欲的かつ聡明な紅織愛。どんな作業も真剣に取り組むその直向きさに、早希は年上ながらも尊敬の念を抱き、同時に惹かれていた。次第に実習以外でも交流する機会が増えていき、気づけば二人は親しい友人の関係になっていた。 そんな中、一つの事件が起きた。実習が終わったある日のことだ。作業が思いのほか長引いてしまい、ちょうど後に予定のなかった早希と紅織愛は二人で残って後片付けをしていた。 この時、実習に使った解剖器具を片付けていた紅織愛が怪我をした。刃の部分で手を切ってしまったのだ。 血が出ている。 紅織愛はすぐに止血を試みた。しかし傷が思いの外深かったのか、血は滴り続け、白衣に赤い染みを作っていった。 なかなか止まらない血を見て、紅織愛は焦っていたことだろう。しかし……心なしか、白く美しい肌がほんのりと紅潮しているようにも見えた。 早希はそんな紅織愛の様子を見て、鼓動が高鳴るのを感じた。 とても美味しそうだ。 早希は、思わず紅織愛にこう囁きかけていた。 「……ねぇ、血を見るとゾクゾクしない?」 「……私は好きだよ。血。綺麗な色の血を見るのが好き。」 「……だけど、味わうのはもっと好き。」 「……吸っていい?紅織愛ちゃんの血。」 『…えっ…?あ、…えっ?』 紅織愛は困惑し固まってしまった。 しかし、それでも血は絶えず滴り落ちる。 早希は固まったままの紅織愛の手をそっと取ると、傷口を優しく舐るように血を啜った。 美味しい。 自分以外の人間の血を味わったのはこれが初めてだったが、自分のものとはどこか違う味に強い衝撃を受けた。それも、自分が気に入っている人間の血である。興奮が収まらない。もっともっと味わいたい。吸い尽くしたい。そんな感情で満たされていた。 その時、 『あっ、えっ…早希さん、だ、ダメですよ…そんなこと……!?』 紅織愛がやっとのことで言葉での制止を行った。 「あ、ごめんね。驚かせちゃったかな。我慢できなくてつい。」 「中二病っていうの?これ。昔気になって調べてみたんだけど、結局何なのかよく分からなかったんだよね。そんな名前の精神疾患なかったし。」 『………聞いたことは、ありますよ。吸血性愛っていうものがあるらしいです……。早希さんがそれかどうかまではわからないですけど……。』 「へぇ、吸血性愛。そんなのがあるのね。」 「もし私がそれだったとしたら、どうする?紅織愛ちゃん。……もしかしたら、また吸いたくなってしまうかもしれない。」 『………吸いたくなった時、……早希さんなら、どうしますか…?』 「私?そうだな……拒絶されなきゃそのまま吸っちゃうかもね。さっきみたいに。」 『………もしも、…拒絶されたら……?』 「それなら……諦めるかな。私も好きな人の嫌がる顔は見たくないからさ。」 『あ、えっと。………拒絶されるのって、怖かったりしませんか……?』 「あはは。私はむしろ、紅織愛ちゃんがちゃんと嫌がってくれるかどうかが心配かも。紅織愛ちゃん、すごく優しいから。」 『私は………。嫌じゃないです…よ。……早希さんが吸いたいなら……いいですよ……。』 紅織愛は何かに戸惑っているようだった。 「ま、その前に、怪我しないのが一番だけどね。これからは気を付けて。……色々と。」 『あっ、はい……気をつけます。あ、あの、早希さん!えっと、私は大丈夫なんで、あんまり無理しちゃだめですよ…!』 「ありがと。じゃあ、血も止まったみたいだし、続き片付けよっか。」 その後の片付けは何事もなかったかのように進んでいき、気まずくなる様子もなかった。 翌日になっても特に違和感はなくいつも通り。このまま二人は今までと変わらず友人であり続けるかのように思われた。 しかし、変化は思いの外早く訪れることとなる。 そのまま一週間が経ったある日。二人は再び残って実習の片付けをしていた。 『早希さん、今日も遅くなっちゃいましたね。』 「あはは。ごめんね最後まで付き合わせちゃって。いやでも、納得行くまでやり抜くって私は大事なことだと思うからさ。……ああ、鍵は持ってるから焦らなくて大丈夫。怪我しないようにゆっくり片付けよ。」 いつものように軽く会話を交わしながら器具を片付けていた二人。そんな中、紅織愛がある話題を切り出してきた。 『ところで、早希さん。一週間くらい前に、……血の話したじゃないですか。………もしもですよ。私も同じことしたい…なんて言ったら、早希さんはどう思いますか…?』 「え?嬉しい。仲間じゃん。紅織愛ちゃんだったら吸われてもいいよ私。」 すると、紅織愛はどこか緊張した様子で、そっと口を開いた。 『………私も、血が好きなんですよね……。見てると…なんかその……心が昂ぶるというか……そんな感じで。』 「へぇ〜?そうだったんだ。ということはあの日紅織愛ちゃんも……ふふ。」 『……まぁ、……その……』 紅織愛はまた、ほんのり赤くなっていた。 「そっか。話してくれてありがとね。それ聞けて私、何だか嬉しかった。私だけじゃないって分かったし。」 『私、このこと…………従姉のお姉ちゃんくらいしか言ったことなくて………。……言うのが怖かったんですよね………。でも、……本当は……誰かと共有したかった………。』 紅織愛の小さな口から、少しずつ、少しずつ、言葉が溢れていく。早希はそれらを一つ残さず受け止めていった。 そして、早希の中で何かが動く音がした。 「……ねぇ、紅織愛ちゃん。私たちさ、多分これからもっと……仲良くなれるんじゃないかなって思うんだよね。」 『はい、……これからもよろしくお願いします!』 「付き合っちゃおうよ。」 『…………えっ!? つきあ……えっ!?!?!?!』 「じゃあもう一回言うね。私と付き合ってください。」 『……………っ………。……………………、…。………わ、………私で、………良いんですか……? ……っ』 『………わ、……たし。……早希さんが思ってるより………良い人間じゃないですよ………?』 「私は紅織愛が良い。良い人間じゃない?関係ない。それも全部含めて愛すから。」 『……っ……! …………は、い……。よろしく……おねがいします………』 こうして二人は恋人の関係になった。 互いに医師を目指し切磋琢磨する白衣の学生でありながらも、真紅の鮮血のように情熱的な愛を深め合う二人。 真っ直ぐに並ぶ平行線上にあった二つの物語は今、幾度となく交差を繰り返している。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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