タグ： kinako21

Xからの告白　HO3 ◆職業「検事」 法律家ベース 真面目で無口な性格の男。27歳。 頭が固く、正義感が強い。その一方で口下手なところもあり、たまに人に誤解されたり衝突したりすることもある。 考えていることが表情に出にくいので、無愛想に見られがち。 路十羽 くくいとは学生時代からの付き合い。交際を始めてから7年目になる。 くくいには言わないけど、次の交際記念日に指輪を渡してプロポーズしようと考えている。 彼女のことは本当に大切に思っている。 好きなものはコーヒーと、くくいが作ってくれるだし巻き卵。それが食卓に並ぶと表情が若干明るくなる。 最近は自分でも料理をするようになった。 誕生日：1月21日 誕生花：クロッカス、アイビー（「切望」、「永遠の愛」「結婚」） 通過 「Xからの告白」 検事をやめて、自宅でできる仕事を探す。 恋人から家族になる。子供が出来た。 「夜の睦言」KPレス SAN回復 「By Violence」エンド1 ーーーえっこくho3秘匿設定ーーー 妹：鵜瀬　琴羽（うのせ　ことは） 生まれつき身体が弱くて、入退院を数度繰り返していた。必然的に両親は妹につきっきりになることが多く、千隼もそんな妹を大事に思っていた。 妹が5歳のとき、やっと妹の容態が落ち着いて、外にも遊びに出れるようになる。そのお祝いとして、両親がサーカスのチケットを買ってきてくれた。妹が入院中にサーカスの絵本を楽しそうに読んでいたからだった。 両親はどうしても仕事の都合がつかず、千隼と琴羽の二人だけで見に行くことに。 ずっと苦しそうな顔をしていた妹が楽しそうにしていたのを見て、千隼も嬉しい気持ちになったし、自身もはじめて見るサーカスを楽しみにしていたため、わくわくした気持ちで家を出た。 サーカスの公演中、妹が「わたしもこんな風になりたい！」と言ったのを覚えている。 「わたしもこんな風に、キラキラして、おきゃくさんにわーって言われたい！」 その日見たサーカスの公演は、ずっと狭い病室で過ごしてきた幼い妹に夢を与えた。 大事な妹が楽しそうに笑ってくれたのが嬉しくて、千隼も「琴羽ならできるよ」と言った。 サーカスの公演も終わって、妹と帰路についていたとき、二人で「それ」を目撃してしまう。 人が人を殺す、殺害現場。 咄嗟に逃げようとしたが、犯人に見つかってしまう。怯んだ千隼は思わず繋いでいた妹の手を離してしまった。あ、と思ったときにはもう遅く、千隼の隣に妹の姿はなかった。 それからずっと、今に至るまで、琴羽は見つかっていない。 あのとき、犯人に立ち向かうだけの強さがあったら。 あのとき、あれを見ても怯まない勇気があったら。 ――あのとき自分が、妹の手を離しさえしなければ。 たくさんの後悔と自己嫌悪を抱えて、千隼は「何としてでも妹を見つける」と決心する。 それと同時に、こんなことをした犯人を、――「悪」を許せないとも。 犯人を見つけたい。妹を助けたい。そして妹を連れ去った犯人に、きちんと罪を償って欲しい。 そういう気持ちから、千隼は刑事でも弁護士でもなく、「被疑者の罪を立証し、必要な刑罰を求めることが出来る」検事という仕事を目指す。 妹がいなくなったのは、あのとき自分が手を離したせいだ、という気持ちが心のどこかにあったが、くくいと出会ってからは少しだけ前向きになった。 くくいと出会ったのは大学生のとき。同じ学部（法学部）で、同じ先生のゼミに所属していたため、それをきっかけに少しずつ話すようになった。 自分が風邪を引いたときに、くくいが家に看病に来てくれたことがあった。高熱に浮かされた千隼は、「飲み物とってきますね」と笑って部屋を出ようとするくくいの姿に、いつかの妹の影を重ねてしまう。 気が付けば、彼女の腕を掴んでいた。 ぽかんとする彼女に、回らない頭で千隼は自分の気持ちや妹のことを吐露してしまう。はっとしてくくいの手を離すが、くくいは気にした様子もなく、ただ眉を下げて「頑張ったんですね」と優しく背中を摩ってくれるだけだった。 彼女に恋愛感情を抱くようになったのはこの件がきっかけ。 それから紆余曲折あって、大学三年生の夏、一緒に勉強していたときに、うっかり「好きです」と口にしてしまう。ここで言うつもりはなかったと焦る自分に、彼女は笑って頷いてくれた。 付き合いだしたのはここから。 くくいは大学を卒業し、自分は法科大学院へ。 検事になるという大きな目標を彼女はずっと応援してくれていたし、隣で支えてくれていた。 そうして法科大学院を卒業後、司法試験に無事合格。それから一年の司法修習を経て、26歳のときに検事へ。 検事になってから、くくいと共に同居を始めた。今は毎日くくいが作ってくれる美味しいご飯を食べて生活している。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ