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本名はソフィー・フォンティーヌ(Sophie Fontaine)。 UGNの戸籍上は霧谷・ソフィア・琴泉(ことみ)。本人は「だせェ」と一蹴して「ソフィー」か「ソフィア」と呼ぶように徹底している。 コードネームの"TR・エリクシア"には不死の霊薬を意味する「Elixir」に、「Rize(再起する)」「Roam(放浪する)」「Rule(支配する)」の三つ(Triple)を意味を持つRを掛け合わせた造語である。 フランス人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフであり、優秀なオーヴァードによるサラブレッド。 生まれる前から強力な力を持つオーヴァードとなるように遺伝子操作がされており、組織からは「実戦において死者を減らす救世主となりえる存在」「ノーマルを確実にオーヴァードへと至らしめる導き手」として期待されていたが、両親からはそれらに関係なく「神からの贈り物」として純粋な愛を以って育てられた。 しかし、無理な実験に反対した両親と組織との間で争いが起こり、7歳の時に両親が目の前でジャーム化。更には自身を庇って死亡してしまう。 必死に生き返らせようとするが生き返らず、自身の能力に疑問を持つ。無事にUGNに亡命することができたが、以後は「本当に大切なものを救えない」と自身の能力に微塵も期待を寄せていない。また、そのせいで自暴自棄な一面も時折垣間見える。 UGNに亡命後は支援役としての高い能力を買われて霧谷雄吾の養子となり、後方支援班と救護班を受け持っている凄腕のエージェント……なのだが。本人にやる気があまり感じられず、怪我人が目の前に居てようやく本気を出すという体たらく。誰から見ても問題児である。 霧谷支部長を「ジジイ」と呼ぶのもこの子ぐらいなものだろう。とはいえ、やる時はやるのでなんだかんだで信頼されてはいる。

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