タグ： シュカ：探索者

英国の貿易大臣一家の長子として生を受け、様々な思惑が飛び交う貴族社会を生きてきた。 性格は感情的にならないように冷静に、かつお淑やかに振舞っている。 また、天使の美貌を持つとまで言われた母の容姿を受け継いでか、とても優れた容姿をしている。 しかし、その実は好奇心が旺盛だったり、意外とアクティブだったりする。（頑張って抑えている） なので時々家から抜け出し、街に繰り出している。 オリバー・キャンベルという友人がいた。 友人というにはあまりにも関係が深く、いうなれば恋人に近しい関係性だった。 しかし、その当時に父親から貴族社会との繋がりをより強固なものとするために、貴族階級の上流に属する家との 婚姻をさせられることとなっていた。 その為、オリバーと添い遂げることは出来ず、家を継ぐこととなれば、 今までのように、家を抜け出し会いに行くということもできなくなる。 ならばせめて、自身を嫌うことで少しでも傷つかずに離れていってもらおうと考えた。 そして貴族社会で身に着けた、本心を取り繕う術をもって、オリバーを傷つけるような言葉を掛けた。 そのことが原因なのか、はっきりとしたことは分からないが、その後彼は自ら命を絶ってしまった。 自身が彼を死に追いやってしまったのかもしれない。 そんな思いが、彼の分かれる最後の顔とよく口遊んでいたきらきら星のメロディーと共に脳裏にこびりついている。

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