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1/6回復 長曽祢RP。 優しい記憶の中には、常に隣に大切な誰かがいた気がする。 それが写真の奴かどうかもわからんが、関係がないこともないと思う。 また会えるといいが。こんな広い世界の中で、…会えるだろうか。 とりあえずこの体は丈夫にできている。壊れることもそうそうないだろうから、気楽に行ってみるまでだな。 【HO】 君はとある研究所で研究者として働いていたドールだ。ある日、研究所から実験体が2体ほど逃げ出した。 君は上司から実験体を連れ戻すように命令される。気は乗らないが、二人を追って駈け出した。 追跡者としての旅路の途中で、君は他のドールに出会うだろう。 →君はネクロマンサーを知っているし、ネクロマンサーも君を知っている。 レギオンやホラーは君に対して畏怖し、サヴァントは裏切りを許さない。 【幸福の時】 団地に足を踏み入れた途端、君たちは思い出す。 ヒノがいる。ユウがいる。オキマサがいる。マコも、×××も、××××もいる。イザヤは、——今のイザヤよりも、大人の姿をしている。でも、彼がイザヤであると、わかる。…………イザヤ、いや、あの頃は、イザヤという名前ではなかった。その名前までは、思い出せないけど。 全員笑いあって、談笑している。 そう、君たちはこの団地で、暮らしていた。 ３０４号室が、ヒノ、ユウ、イザヤ、××××が暮らしていた部屋。その隣、３０５号室がオキマサ、マコ、×××が暮らしていた部屋。 イザヤとオキマサは、本当の家族ではなかったけど　この二つの家族は　確かに、仲睦まじい家族だった。 こんなにも幸せだったのに なぜ、自分たちはこうなった？ それを知るには　まだ早い。まだ足りない。 【破滅の足音】 むかしむかし、ってわけじゃあないけど。 記憶喪失で行き倒れていた二人の男がいたんだ。 その二人は二つのそれぞれの家族に拾われて、新しい名前を与えられて、新しい人生を歩んでいたってわけ。 しかしその二人の記憶喪失の男たちにはどうにも妙なところがある。 この国の置かれている現状、戦争のこと、なーんにも知らなかったんだ。 警察に行っても該当する行方不明者はいない。 要するに、素性の知れない奴らを拾っちゃったってこと！ さてさて困ったことだね？　でも家族は二人を見捨てなかった。だって幸せだったからね。 こんな戦争の時代でも、幸せだったから、家族が増えてうれしかったから。だからそのままでいた。 そんなある日。 「はいはい、どうもこんにちは、憲兵団です」 やってきたのは悪魔たち。 記憶喪失？　知ったことじゃあないね。素性のしれない奴らは全員スパイ！ スパイをかくまったやつらも同罪！スパイは死刑！！ そんなこんなで君たちは死刑囚になりました。 しかしここでどっとはらいってわけにはいかなかった。 記憶を失って兵士になるか　記憶を失わずに兵士になるか 家族全員が選択した。選択できなかった奴もいるけど。 選択して、その後どうなったか？ さあ。とりあえず、ここにこうしているってことは。 少なくとも一回は死んでるよね君たち！ 可哀そうに、でも君たちは幸運だ。 こうしてまた家族全員が出会えたんだから。 まあ。 家族の平和を壊した奴と　家族を忘れた薄情者がこの中にいるみたいだけどね？ 【成長方針】 ジャンクパーツ（10） リフレックス（10） サイボーグ（10） 結晶化（10）

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