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Camille Ventard 穏やかで身分関係なく誰にでも分け隔てなく接する、物腰が柔らかい人物。 程よく冗談を言ったり、積極的に第三身分の人間の仕事を手伝ったり困っている人に手を貸したり…と、親しみやすいような印象を与える。 相手が誰であっても敬語で話す礼儀正しい部分も目立つだろう。 他の司祭と比べて人一倍信仰深く、熱心なクリスチャンである。 ▽本性 信仰深いのは事実であり、信仰を捧げているのも我らが イエス・キリストで間違いない。 しかし、彼はイエス・キリストの一般的なあの茨の冠を被った姿は”仮の姿”であり、大いなる父の真の姿こそがイゴーロナクである、と思い込んでいる。 我らが父が再び人の前に現れ、もう一度人の子を導いてくれれば、地に落ちていく御国を救いあげてくれるだろう。疫病や餓死からも、貧困に悩まされることもなくなり、身分格差に染まりきった社会を正してくれるのだろうと、そう信じて疑っていない。 第三者から見ればただの凶行だが、本人は完全なる善意で神の君臨を志している。 主や御国の為であれば吸血鬼などという不名誉な名前を付けられても構わない。 殺人を犯している、という認識ではなく”主の帰還の為”にと”肉欲に溺れた体から、魂を解放し主の御許に送る事”という認識である。 体全身に聖書の言葉がナイフで刻まれている。20年も前に刻んだものの為、出血などはない。 父の復活を妨害する者は排除しなければならない、と強く思っている。 ▽過去 幼少期から信仰深く、また、とにかく”運”に恵まれていた。 偶然、家が所持していた土地が農作物に非常に適した土地だった為、食に困ることがなかった事。 偶然、5歳の時に助けた男性がカトリック教会の者で後日手厚いお礼を貰った上に、カトリック教会の人間と良好な関係を結べた事。 移り住んだ街が皆人当たりがよく、苦労のない穏やかな日々を送ってきた事…などなど、その並外れた幸運のおかげで衣食住に困ったことも無く、金銭や人間関係までも恵まれた人生を過ごしてきた。 そんな中、10歳になったある日偶然とある用事で隣町まで出ていた。用事を済ませ、町に戻るとそこはすっかり焼け果て崩れボロボロになった町だったものになり果てていた。徒党を組んだ盗賊によって、町は焼かれ村人は死亡。 偶然、彼だけが生き残ったのだ。 この時、自分だけが生き残ったのは主が自身の忠実さを試しているのだと。これは主から与えられた試練であり、自分はこの苦悩を乗り越えなければならないのだ。今まで苦悩を経験した事がなかった彼は、一瞬で天涯孤独の身となった苦痛や悲しさを深く心に刻んだ。 だからこそ「この世から理不尽や苦悩、悲しみを取り除く」という人生の目標を掲げるのにそう時間はかからず、人を救う事は神からの啓示なのだと考えた。 それからは以前より厚意を受けていたカトリック教会の人間に引き取られ、再び裕福な暮らしを送ることとなる。 ---------------------------------------------- HO3 ノートルダムの吸血鬼 神を信仰する貴方には秘密がある。貴方は『吸血鬼』と騒がれる殺人鬼である。 名前の由来は発見される死体の血が抜かれているため、そして現場に牙のようなマークを残すためである。 殺人を犯し、夜な夜な殺害した後自分の信仰する愛すべき神に生贄を捧げているのだ。 順調に生贄はそろいつつあったがここしばらくの間に自分以外の殺人鬼が現れたらしく、自分の獲物が減ってしまったこと、街の警戒心が強まったことにあなたは憤りを覚えた。 何が何でもこの手で始末しなくてはならない。邪魔をするものは排除するのだ。 殺人鬼は”悪”なのだから。 そして気になることがもう一つ、ここしばらく夜に徘徊していると狼のような巨大な獣に遭遇した。連想される言葉は猟犬だ。 暗闇の中に一瞬で消えていったがあれはいったい何だったのだろうか？ この街には何かおかしなことが起こり始めているように思える。 だが、神を呼びさえすればすべてを解決してくださることだろう、何としてでも復活を遂げなくては。 『殺人鬼の発見と殺害』『愛すべき神の顕現』それがあなたの目的だ。 愛すべき神がこの世界に顕現し、そして人々の上に君臨するとき世界は救われるだろう。 あなたにはHOの恩恵が与えられる └＜ナイフ＞技能の初期値が50 └グラーキの黙示録を読んでいる 神話技能+15 └それに伴う呪文の習得（基本ルルブに詳細が記載） └<恐怖の注入>p256 / <黒い束縛>p257 / <支配>p259 ＜悪魔退散＞基本249p ＜シュブ＝ニグラス将来/退散＞基本262p ＜皮膚の制御＞p279 <復活>p279 いあ いあ いごろーなく

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