タグ： こむら返り痛

【人物】 芸名…バサルモス山根。 自称天才ドラマー。演奏中、顔には白塗りをしており、額にはクワガタムシ（ミヤマクワガタ）を乗せている。 時折ライブ中に咆哮をあげる。 悪魔から授かった凶奏（自称）で観客を魅了する。 芸術（咆哮）…演奏中にバカでかい声をあげて周囲を怯ませる。フレーバー技能。 【バックグラウンド】 ドラムおよび軽音に出会ったのは高校2年生から。初めはなんかモテそうだったからと頭の軽い理由であったが、徐々に上達する喜びと自らが音を作り出す没入感にこころ奪われていった。 しかし、バンドマンとしては鳴かず飛ばずの日々が続き、グループを転々としては無難に演奏をこなしていた。 −20歳の冬、夢枕に亡くなった祖父が立つまでは。 祖父は語る。「貞雄、顔を白塗りにして額にクワガタムシを乗せろ。」と。 祖父の言う通りにしてみると、今まで自身が奏でていた音、そのさらに先にある何かに辿り着くことに成功する。 ドラムスティックは自身の指先のように滑り、ドラムを叩けば自分の出したいと思った音そのものが出る。思わず口から咆哮が漏れる。自らの目指した完璧なドラムがそこにあった。 しかしこんなやつを入れてくれるバンドはなく、彷徨っていたところを【バンド名】に拾われる。

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