タグ： ぱんつまん3号

ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。生まれも育ちも日本の為、日本語が母国語であるが、父とのコミュニケーションとしても使っていたので日常会話程度はドイツ語も扱える。 3歳からピアノを習い、物心つく頃にはピアノの音色に魅了されきっており、立派な音フェチへと成長した。小学校の音楽室で初めてグランドピアノの内部を見て、その造形美と愛してやまない音色が生み出される場所というものへの興奮と興味が抑えられず、調律機具を両親にねだり自宅のアップライトピアノを当時家に来ていた調律師を手本に見様見真似で解体、調律、組み立てをするようになる。当時小学四年生である。 その後中学に上がる頃、父の故郷を訪れ立ち寄った教会で、初めてパイプオルガンと出会う。その荘厳な佇まいと音色に心酔し、いつかあの音色も自分の手で輝かせたいと決意し、調律師になる事を決意。この頃からピアノをシャッツ(宝物、恋人の愛称)、オルガンをシューン(美しい人)と呼ぶようになる。まとめてフロイラインと呼ぶことも。 彼自身、自分の人生は彼女たちを輝かせるためだけにあると思っており、自分の手で彼女達を最高のコンディションにすることこそが至上の喜びである。そのため恋愛経験など皆無であり、童貞である。 また、幼少からの音楽経験によるものか、はたまた重度の音フェチによるものかは定かではないが絶対音感持ちである。物や音、人の話す声なども瞬時に楽譜に変換できるレベルであり、気に入らない譜面の持ち主だとまともに対話をしなくなる。その為個人宅などの顧客はほぼゼロである。しかし腕は確かな為、コンクールやコンサートの仕事は多く、国内のみならずドイツ、オーストリアなどからも依頼が来るので本人はさして気にしていない。 現在は記憶喪失。

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