タグ： 症候群PC’s 硝子細工のカメレオン

【おやおや、どうしたのですか？】 【なるほど、私についての話を聞きたいのですか】 【まあ、少しだけなら良いでしょう】 【私はchameleonでボスを務めています。カメレオンです。】 【ややこしいと言いたげな顔をしていますね】 【では、Motherとでもお呼びなさい】 【……それも嫌だという顔をしていますね】 【お前さんはワガママな子ですね。しょうがない、ではエンドウ ユカと名乗って起きましょう】 【勿論偽名ですが……まあ、私はお前さんの名前を知りません……知る気もありません】 【なのでちょうどいいのではないでしょうか？】 【お互い様です】 特徴表:影が薄い･動物に嫌われる 縁導ユカと名乗る女性。 話し方は堂々とした母親の様な話し方である。 16cmもある高いヒールを履いているが、何故か音もなく近づいてくる。動物を連れていると動物に勘づかれ吠えられたり威嚇されたりするので気が付きやすくなる。 幼い頃に大事故の余波に巻き込まれ声を失ったが、奇跡的に命に別状もなく今は元気に暮らしている。 chameleonのボスとして他の構成員と会話する時はボイスロイドを使う。そのため彼女が相手の会話を理解し返答を返すまでにはどうしても多少の間が空く。 因みに彼女はchameleonの2代目か3代目のボスらしい。 あとchameleonの現ボスがカメレオンなのはたまたま chameleonという組織は極めて謎である。教育による恩恵を掲げる組織だが、最終目標は不明 表向きでは普通の教科や文字、昔ながらの文化や少し珍しいものを上げればサバイバル術等数多な教育を施している。 金銭的余裕が無い者でも学べるよう金銭は発生しない。 教師はボランティアで賄い教材も(教科書以外は)寄付で賄い、維持費も有志からの寄付金と、雀の涙程の金額ではあるがボスのポケットマネーから賄われている。 裏向きでは少々特殊な技能を人に教え、その人がその技能をどう使うのかを監視し様子を見ている。 chameleon自体は犯罪を決して犯さない組織ではあるが、技能を手に入れた構成員の個々人が技能をどう使おうがボスは基本的に関与しない。ただ、小言は言われる。 こちらの活動の資金源は不明だが、表向きの活動の為にされた寄付金を使うことは断じて無いらしい。 ボスも全くもって謎な人物である。長い黒髪で、高めのヒールを履き、音もなくやってくる、声が出ないのか⁠常に機械音声を使う、極めて特徴的な女性なのだが、どうしても印象に残らない。 相手の印象に残らない。靴や服装、髪型などはわかるが顔が分からない。記憶力がいい人なら彼女の顔を記憶できるかもしれないが、上手く表すことができない。それほどまで平凡な容姿……いや、逆に全くもって平凡ではないのかもしれない。 カメレオンという名はここから来ている chameleonの構成員のコードネームは彼女が贈るモノによって決まる。彼女は相手の名を知る気は無いし、自分の名前を教える気もないのだ。

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