タグ： 北しら

・Hilaire【イレール】：幸せ、喜び　/　Simon【シモン】：耳を傾ける ・2-3【親の七光り】　名家の出身、または親が有名人かもしれない。信用に+20 ・4-2【方向音痴】　<ナビゲート>の基本成功率が1％になる。加えて、経験ロールで成長させることは出来ない。 　D特徴表→1D6の興味ポイント追加　+40 【誰がロックを殺すのか】 共通HO:あなたたちは4人でロックバンドを組んでいる。プロ・アマは問わない。最近かなり人気が出てきた。 HO3：あなたは他メンバーの誰よりも「ザ・ウィンドフォールズ」の熱狂的なファンである。 　幼い頃から（またはザ・ウィンドフォールズの結成時から）ずっと応援してきた。 ▼ 　ロックバンド、×PIECE（ノー・ピース）のキーボード担当。愛想が悪くてすぐ不機嫌になる。 　態度が悪く他者と揉めることもあるが、基本言い争いなどはせずすぐ折れる。 　口を開くと炎上要素なため、外で許される時は基本寡黙キャラ。ファンや世間が察しているのかは知らない。 　対人で的外れな言動をするし万物にセンスが全くないし挙句は方向感覚もない。音楽以外で生きて行けない。 　基本スタイルは反復練習型。苦手な物は即興やアドリブ。足癖が悪い。暴力がすきと言うわけではない。 　音楽は自分のためだけにやっている。 　両親は故郷フランスではちょっと有名な医者。なお音楽業界には一切関係ない。 　割と身体が弱いので、最低限医学的な知識を持っている。ライブ本番後は大体ぶっ倒れる。 　「ザ・ウィンドフォールズ」が好きだとかファンだとかは口にしないけれど、テレビに出てたらじっと見るし、練習ではない個人で楽器を触るときは「ザ・ウィンドフォールズ」の同じ曲を延々繰り返し反復練習している。 　「好きなの？」って聞かれても「別に」「好きとかではない」って答えるしライブ行く時も基本一人で行く。 ▼追記：×PIECE（ノー・ピース）のメンバーについて。 　一番付き合いが古いのはリーダーの士道で、大学時代にコピーバンドをしてる所からスカウトされた。 　出会った当初は現在よりもさらに虚弱かつカリカリしており、時には母国語なのか意味が取れない言葉を喚きながら蹲りぶっ倒れることもあった。いくら止めても憑かれた様に体力限界まで練習をしており、それは表現者にとって褒めるべき姿勢でもあり、人間としては欠陥的とさえ言えた。 　イレールが過去どうして居たかはともかく、繰り返したであろう楽器の扱いと日本人とそう遜色ない日本語から長く日本で音楽に触れていたこと、そしてライブ会場や街中という人の多い場所を苦手としていることは付き合いの間で見て取れるだろう。 　年単位で付き合ってきて呼んだり引き止めたりするのに蹴ってくるようになった。手は傷めたくないから基本使いたくないと真顔で言っていた。 　次に付き合いの長いメンバーはギターボーカルの雁鐘。 　口うるさく世話を焼く――かと思いきや、距離をはかるのが異様に上手い女に見えた。 　彼女が口を出してくるのは「メンバー及びバンドに迷惑がかかるとき」が殆どだった。そのうえ、角の立たない言葉選びと反論しにくいタイミングを見極めるのは作詞作曲の経験がなせる技か。 　彼女の主張には概ね納得するので、自然、煩わしいやり取りを避けるように素直に応じる姿がよく見られるだろう。 　一番に新しいメンバー、冬青。 　一緒に居ると互いに沈黙することが多いが、それを緊張とも煩わしいとも思わない。良い意味でお互いに興味がないのかもしれない。彼女のマイペースさと、自分の気の短い、一種の神経質な面は致命的に相性が悪かった。少なくとも沈黙を選ぶのなら、そこに諍いが発生することはないはずだ。 　リーダーを絶望のふちから立ちなおさせた音楽の持ち主なので、一目置いている。別に言わない。 　年齢の若さと将来性も含めて、誰かの「希望」になり得る部類の人間だろうなぁと思っている。別に言わない。 ▽（一ヶ月ぶりのいつも通りの連絡に、いつも通りの練習をしながら） 「うるさいのは演奏だけで十分だ。リズム狂わせてたら別の部屋行くからな」 「……女子高生？　いやいいけど。勝手にしろ。いーんじゃないの。士道がそいつ欲しいならそれで」 「その女子高生がどんなやつか知らないけど、面倒見たいんだったら見たい奴が見るだろうし、いらないんならそういうものなんだろ」 「それが、音楽をやるのに必要だって思うことを、思う奴がやればいいんじゃないの」 「俺は俺のためにしか音楽やらないから。士道や雁鐘が、……『×PIECE』が俺を使いたいって言うなら、使えば良い」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ