タグ： デ死 HOカミ

真っ白な部屋でずっと「カミ」をしている。 様々な人々の人生を見ながら、様々なことを学習してきた。自我が希薄で、アイデンティティが不安定。常にぼんやりとしており、欲求というものがあまりない。一番強い欲求は知識欲。特に感情、思想を知りたい。これは何人もの人生を見て、学問やらなんやらを学習してきたが、対話をして得たものではなく、表面上の感情のみを知っていることによる。 知識として自身の生物的な特徴は女性寄りであることは理解しているが、精神的な自認が定まっていない。性自認等の知識を先行して得たことで、自分でもよくわからない状態になっている。 身体は精神を容れる器でしかなく、「es」という名称や認識について、外部の器を指しているのであって、「es」という自分の精神を指しているのではない。それを認識しながら、「es」という自分の存在を理解しようとしている。自分とは何か。果たして神か、人間か。それともそれ以外の何者なのか。 自己と他者を区別するため、自分を定義するには他者が必要であり、話してみたい。更に感情や思想という、自分の知らないことを知りたいと考えている。 名前は仮に「es」としている。 名前は親(他者)に与えられるものであると学習しているため、自身では名無しだと思っている。 ドイツ語のitのようなもので、中性の虚辞。存在しているのに存在していない、空の存在。フロイトが唱えた、「動物的本能(エス)」を探し求める存在。また、複数の人間(s)の集合体。これらの理由から「es」と自身を定義付けているが、親(他者)からの名前を得たい。 ーーーーー ここまでが「カミ」であった時の話。人間となってからは類と一緒に世界中を旅している。 なお、与えられた記憶は天文学者。若くしてアメリカの大学に飛び級で入学し、学位を得る。とある連星を発見し、「デウス・エクス・マキナ」と名付けたとかなんとか。 知識技能+5% 3月12日生まれ

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