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クトゥルフ PC作成ツール
水曜日半
ID:3943690
MD:40602a47dd22c41fd622d62a9752e42f
水曜日半
タグ:
なるせ家の探索者
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
(すいようび/はん) 職業ベース*作家 幼い頃から、探偵という存在を追いかけてきた。場を圧する鶴の一声と、粛々とただそこに存在するものを羅列するために回る舌。冷徹すぎるほどに落ち着き払ったその瞳は鎌を携えた死神のようにも救済を導く聖母のようにも変化する。何者にも脅かされない、全能たる神の代理人。絶対にして唯一無比のその背中は、いつだって輝かしく尊いものであった。屋外で年相応に駆けまわるよりも、彼は古今東西の推理小説に明け暮れている方が性に合っていた。 彼が中学生のとき、名探偵のような女子生徒がいた。ホームルームでクラスメイトの上履きがなくなったという話があった次の日、彼女は鮮やかな弁舌で事の真相を言い当てた。蓋を開けてみればそれは些細な僻みに端を発する虐めに過ぎず、彼女はそれに大仰な声色と身振り手振りをつけて華々しく披露した。壇上で声を張る少女の風格は最早小さな子供のそれではなく、爛々と輝く双眸は確かに真実のみを見据えて揺れなかった。 彼女の立ち居振る舞いに、居丈高で不遜なその口ぶりに、強く心を惹かれた。たっぷりと自信を湛えた口角は彼の視線を捉えて離さなかった。彼女こそが、己が追い求めていた名探偵なのだ。興奮冷めやらぬまま勢いよく駆け寄り、ありったけの賛辞を贈った。それからというもの、彼は何かにつけてこの変わり者の少女について回るようになった。歯に衣着せぬ物言いをする彼女の数少ない友人の一人として、探偵ごっことは名ばかりの子供騙しと謎解き合戦に明け暮れた。 しかし結局のところ、この小さな探偵少女と助手が共にいた時間はさほど長くはなかった。次年に進級するよりも先に、彼女は彼の前から忽然と姿を消してしまった。自室で一人静かに首を吊った彼女の傍らには皺の寄った制服と、きっちりと折り目がつけられた遺書が残されていたという。先の一件からいじめっ子たちの顰蹙を買い、いつしか毒牙は彼女へ向けられるようになっていたというのは、それから暫く経ってから知ったことである。 ああ、これは一体どうしたことだろうか。人は探偵が死んでしまったという。常に堂々として、無知な人々が発する無数の声になど耳を傾けない。唯一確かに存在するものとしての無類の真実性と、金剛のように強靭な精神力。探偵ともあろう存在が、容易に外界に脅かされ挙句自死を選ぶなど天地がひっくり返ったとてあってはならない。それはまさしく冒涜であり、そして彼は自身の信仰を他ならぬ探偵本人に侵犯されるのを許してはおけなかった。何よりも近しい友人に、手ひどく裏切られたかのような心地がした。探偵が死んでから二月、死んだように生きていた。食事は喉を通らず、瞳は虚を映すばかり。ただでさえ細い手足は肉をそぎ落としたかのようになっていき、何を言っても妙に間延びした明るい声で返事を寄越す。いかにも上の空といった様子の彼に、構う者は次第にいなくなっていった。 なんだ、それでは死んだ彼女はその程度の存在だったということだろう。理想の探偵というのはどうにも程遠く、稀有な才覚と卓越した頭脳を持ち合わせて尚それのみでは足りない。彼女は終ぞ名探偵として完成することなくいなくなってしまったが、つまりなかなかどうして、全知の神への道のりは途方もなく長く険しいのだ。十分に時間をかけて結論へ至った彼は、ある日突然に元来の性格を取り戻した。驚嘆すべき次なる探偵はきっといつか、己の眼前に現れることだろう。今度こそきっと、その人は理想を体現したかのような素晴らしい名探偵なのだろう。決意と期待を胸に再び力強く歩き出した彼が、遺書に記されている文面を知ることはない。弱さの肯定を求めて少女が喘いでいたことも、自身を唯一の心の支えにしていたことも、淡い恋心を抱いていたことも。なべて知る由はないだろう。 大学に入学した後、彼は迷うことなく門を叩いたミス研で七那由多(恐らく漢字はこれ)と出会う。自信過剰で尊大な同い年の男の一挙手一投足に惹かれ、在学中は同性愛を疑われるほどには彼の傍らを離れなかった。卒業し国外へ発つと彼に告げられた際は悲しみこそあれど、大好きな探偵のためならば一人大人しく彼の帰りを待つのを厭わなかった。親友が死んだのちふと思いつき見様見真似で自己流のバリツと空手を齧ったため多少は護身の術を会得しているものの、彼は己が進んで探偵の前に立つような事態は望んでいない。自身はホームズにはなれない。好奇心で始めた武術の研究は一年と経たずやめ、専らバリツキックは飲みの席での一発芸的な立ち位置に収まっている。主役はあくまで名探偵の彼であり、己が必要以上に脚光を浴びるような筋書きはナンセンスである。小説の題は他でもない、「名探偵・七那由多誉」なのであるから。しかしそれでも彼にどのような無茶ぶりをされようとも、半が拒否することはないだろう。文句の一つや二つくらいは溢すが。あと肉体的にしんどいのはやめて欲しい、こちとら虚弱な引きこもり作家なのだ、デリケートな扱いをお願いしたいな。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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