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八重垣 那由他(やえがき なゆた) 　第三次世界大戦において猛威を揮った「ヤエガキ式軍事技術」を発明した天才科学者。D国の抱える電気工学の権威であり、同時にS級戦犯。 二つ名は「世界で一番嫌われた名字/世界で一番嫌われる男」。 戦死者の8割という衝撃的な数を殺めた兵器を生み出したが、当の本人は戦争が嫌い。 　 天才天才と言われているが、地頭は天才的でない。そこそこ頭が良いくらい。ただし製図・電子工学の分野では人が変わったような才を発揮する。 　会話が長く続かないタイプのコミュ障。台詞にやたらと句点が多い。思ったことをすぐに口に出してしまうため、相手をよく怒らせてしまう。 設計図はペンとインクで書くアナログ派。道具にはさほど拘らないのでどこでも設計図が書ける。拘りはないが物持ちが良い。 普段は綺麗に背筋伸びているが製図する時は信じられないくらい姿勢悪くなる(紙と顔の距離が超近い) 彼は自由を愛している。彼はただ自由に描きたかったし、自由に世界を楽しみたかった。 だが、生まれた時代がそれを許さなかった。 だから、彼は思ったのだ 「こんなもの(戦争)、はやく終わらせてしまおう」 と。 彼にとっての製図は祈ることと同義である。 夢は自分の描いた発明品で旅をすること。 　「勘違いしないで欲しいんだけど、俺は戦争なんて好きじゃない。殺しもだ。勝手なイカレ科学者像を押し付けるな。不快なんだよ。」 　「……死の先に、俺の求めるものがあればいい。喜んで死んでやる。が……無さそうだから死にたくない。それだけだ。」 イメソン 狂う獣/Misumi

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