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◯浜木綿幟(はまゆう・しるし)/『辜月のN』HO2：箱 【浜木綿】：「どこか遠くへ」「汚れがない」「あなたを信じています」 ・落ち着きながらも甘やかさを含んだ焦げ茶色の髪をほどほどの長さで嫋やかに伸ばし、落ち着いた山吹色の双眸を優しく細めることが多い青年。 ・のんびりと朗らかで、マイペースな性格。常に柔らかな敬語で話し、穏やかに笑っていることが多い。 　ふわりと笑って聞き手側に回ることが多く、あまり押しの強い性格ではないが、意思ははっきりとしており、にこやかに聞きながらもばっさりと意見を叩き切ってしまうことも。 　他者との距離は誰とも分け隔てないが、懐へと入れた人間には殊更甘く、大抵のことは許してしまう。が、線引きをしている部分もあり、駄目な箇所は朗らかながら有無を言わせぬ笑顔で拒否をする。なんやかんや、NOを言える日本人。 ・その実、元不良。驚くほど穏やかな性格の裏で、かなりエグいことをしていた裏番タイプ。それゆえの足技。 　然し、とある抗争の際に足と耳を酷く負傷し、それを機に不良からは足を洗った。 　その時の影響で、今でも少し耳が聞こえづらいが、マイペースな性格の影響で誤魔化せている。また、足の怪我を見てくれたとある医者に密やかに憧れて、医療系統の道を志すようになる。 　また、身内意識が強いのもこの時の影響であり、ある意味義に厚い。 ・現在は保健学科に所属しており、将来的には理学療法士やスポーツトレーナー関連を志すつもりでいる。 ・普段は大変のんびりと和やかな性格をしているが、一度キレると穏やかな口調が崩れ、昔の彼是が飛び出す可能性がある。 端的に言えば、沸点は低い。 ・実家は神戸。大学進学を気に、京都へとやってきた。 ・カラーコード：#F0E68C 【特徴表】 25：鋭い洞察 63：鋼の筋力　DB1ｄ4→1ｄ6 【フレーバー】 45：鬼灯（ほおずき） 「私を誘って下さい」「頼りない」「半信半疑」「いつわり」「欺瞞」 導の光は、しかし持ち手がいないと照らせない。貴方は一人じゃ生きられない。他人を頼る卑しい人。そして光は頼りなく、貴方はなにかを隠しているだろう。他人の目が怖くてしかたない。だから貴方は光るのだ。見られないように光るしかない。 【通過シナリオ】 ・『辜月のN』 ・『ラストグラス』 ・『月を虧く』(KPC) ・『さよならを言いにきた』 ・『星を戴く』 ＜以下、『辜月のN』HO2秘匿情報有り＞ 【PC2：箱】‪あなたはPC1の親友だ。 あなたはPC1と離れがたく思っている。‪ 【開示していい+相談していい部分】‪あなたたちは大学入学時からの親友だ。 あなたは入学してはじめて話しかけてくれたPC1のことを大事に思っている。 あなたたちは二年前に入学したものとする。 また、あなたたちには共通の友人がいる。名前は「二条錦」。 京都生まれ京都育ちの生粋の京都人だ。‪ 【秘匿部分】‪あなたは大学の入学式の前日から今に至るまで謎の症状に悩まされている。 あなたは人の声が聞こえない。 あなたには匂いが分からないものがある。 あなたには触った心地がしないものがある。 あなたには味の分からない食べ物がある。 ――けれども、それらには例外がある。 PC1の声だけはいつでも聞こえる。 PC1の匂いだけはいつでも分かる。 PC1だけはいつでも確かな感触がある。 PC1の作ってくれた食べ物だけは味がある。 この事実を、あなたはPC1に今まで黙ってきた。 この症状を改善しようと病院に行ったことはあるが、原因は未だ分かっておらず、医者も半ば匙を投げている。 ※このため、特定の聞き耳は自動失敗となる。‪ ＜以下、通過シナリオ成長有り＞ 【通過シナリオ】 ・『辜月のN』：SAN値-13,クトゥルフ神話+5 ・『ラストグラス』：SAN値-5 ・『月を虧く』(KPC)：SAN値-8,POW-2,クトゥルフ神話技能+8 ・『さよならを言いにきた』：SAN値+17 ・『星を戴く』：聞き耳+2,機械修理+7,英語+7,クトゥルフ神話+23 ●習得呪文 ■暗黒の喪失(Damnum Noctis) /暗黒の獲得 ■『灰の僕(しもべ)への鶏鳴(けいめい)』 ■『灰の僕(しもべ)の薄暮(はくぼ)』 特別な灰を用意する。 原材料は人間の死体を燃やしてすりつぶしたものに特別な成分を加えたもの。 灰に対して力の命令の言葉(鶏鳴)を唱えると、灰のものは動きだし、力を与えた者の命令通りの行動をとる。 生きた人間に取り憑き、命令を実行するだろう。 この言葉を逆に唱える(薄暮)と、灰のものは塵に戻ることになる。 どちらの言葉(鶏鳴/薄暮)を使うにしろ、 コストとして5マジック・ポイントと1d8の正気度ポイントがかかる。 ■ 呪文「旅人の門の創造　欠損版」 他の世界、他の時代、とにかく別の『どこか』に通じる門を創造するための呪文。 コストとしてPOWを支払う必要がある。 一度つなげた門は「今」と「向こう側」が固定されたままになり、 再び「発見」されるまで不可視かつ使用できないものとなる。 肝心のコストについての表記部分があいまいになっており、 この呪文を使用することはできなさそうだ。 ■ 呪文「旅人の門の発見」 他の世界、他の時代、とにかく別の『どこか』に通じている門の存在を発見するための呪文。 目に見える範囲で探す必要があり、ある程度目星をつけて探さなければ この呪文をつかったとしても見つけることはできない。 コストとして１マジック・ポイントと1D3の正気度のコストがかかる。 ■ 呪文「大地よりの解放」 1D6の正気度と3マジック・ポイントを使用し、3㎥以内の大きさのものを浮遊させる。 呪文の効果は数分程度であり、この呪文によって対象は地面から1mほど離れたところに浮かぶ。 高いところから落下した際に使用すると、ダメージを受けずに済む。 ■ 呪文「鍵なるものへの問いかけ」 特別に作られた石の塔に『鍵なるもの-ヨグ＝ソトース』を招来する。 この呪文は野外にある10m以上の塔の最上階、空が晴れ渡っている時のみ行うことができる。 呪文をかける際には生贄が必要となる。生贄を捧げるには近くにある村などを案内するだけでよい。 コストとして消費する1マジック・ポイントあたり1パーセントの成功率が付与される。 石の塔に魔力を付与して呪文を成功させるために必要なマジック・ポイントの値を減少させてもよい。 塔にあるPOW1ポイントにつき、成功率が5％永久的に増加する。 一人につき１以上のマジック・ポイント、1D10の正気度ポイントを消費する。 ■ 呪文「千に一つ足りぬものとの交信」 1POWと正気度1d6をコストとして消費する。 ニャルラトテップと呼ばれる混乱と狂気の神と接触する呪文。 呪文の使い手の幸運の半分に成功すると、ニャルラトテップがやってくる。 やってきたニャルラトテップが何を行うかはやってきてからのお楽しみだが、それが呪文の使い手の利益になるようなことだという保証はない。 ■ 呪文「賢人の符丁」 並みの精神力(POW21以下)を持つ人間全てに有効。 この呪文をかけられた人物は知覚行動、生命維持以外の一切の行動ができなくなる。 布や石、鉄などの素材にこのエンブレムを刻んで、 コストとして2POWと1D4の正気度を支払うことで使用可能。 この呪文の力はエンブレムが破壊されるまで、いつまでも持続する。 ■ 呪文「究極の頽廃との約定」 究極の頽廃ことクァチル・ウタウスを呼び出し、契約を行うための呪文。 この呪文をかけるためにはコストとして50のマジック・ポイントおよびPOW3が必要。 呼び出されたクァチル・ウタウスに禁じられた言葉を口にすることで契約を結ぶことができる。 契約した者はそれ以降、自然に年も取らず、いかなる理由でも死には至らない。 また、クァチル・ウタウスは契約した証として対象の背骨を変形させる。(CON-1d3) この呪文がかけられた場にすでに契約を結んだ者がいて、他の者が禁じられた言葉を口にして契約を行った場合、クァチル・ウタウスは新しき契約者を選び、その者に不死の恩恵を与える。 古い契約者は塵となり、永遠の死が与えられる。 呼び出されたクァチル・ウタウスに気圧されず、【禁じられた言葉】を口にできるかは[POW*5]で判定する。 この判定はその場にいて呪文を口にすることのできる状態の者(一時的発狂に陥ったものは判定に参加できない)のみ参加できる。 新しき契約者たる者(禁じられた言葉を口にできた者)が二人以上いる場合、不死の恩恵は分散する。 分散した場合、不死の恩恵は限定的なものとなる。 永遠の不死ではなく、33年の間だけ不老不死を得る。 ※[POW*5]はコストを支払った後の数値で判定する。 ■ 後遺症/「確約された『生』」 「確約された『生』」 33年の間のみ死ぬことも老いることもできなくなる。 いかなる物理的攻撃も魔術的攻撃も病もあなたを傷つけることはない。 ただし、再びクァチル・ウタウスに居合わせた時のみ塵となって死ぬことができる。

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