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【通過シナリオ】 「瞳の中の五芒星(HO4)」「探索者がシャトルラン走るだけ」「箱庭の少女」 現在、日本で英語教諭として働いている元イギリス海軍兵。退役した当時の階級は中尉。 海軍ではそこそこのキャリアを積み、軍艦に搭乗した際には、航海士を任され、約束されたレールを突き進むはずだった。 両親も軍人であり、特に父親からは幼い頃から軍人としての教えを叩き込まれている。 順調に軍学校でも上位の成績を収め、軍部でも期待されていたのだが、その期待の重圧に精神をすり減らしていった。 確かに軍人として国のために働けることは誇りにも思っていたし、両親への憧れもあった。 しかし、自分の本当にしたいことはこれでいいのかと問いかけられた時、自分の口から一言も言葉が発せなかった。 将来への不安を抱えながら、それでも一度決めた道を踏み外す度胸もなく、数年を過ごしていたがそんな時、そんな状態を察した父親から告げられる。 「期待に無理に応えようとする必要はない。一度きりの人生なんだ、やりたいようにやりなさい」 そう告げられ、時間が欲しいと思った彼女は長期の休暇を貰い、自分のやりたいとこを見つけるために、旅行に出かけた。 そして、その旅先でとある出会いを果たす。 その少女の在り方は、彼女にはとても眩しく輝いて見えた。 どれだけ絶望的な状況でも決して諦めないその心に――「たとえ万策尽きたって、私はそれでも諦めない！」 自分のやりたいことに真っ直ぐに向き合うそのひた向きさに――「エゴだってなんだって構わない…私は、私なんだ！」 友達だけでなく、他人に対しても元気づけようと振る舞うその明るさに――「大丈夫！ いつだって私がその笑顔を守って見せるから！」 いつだって自分の正義を曲げない、その強かさに――「これが、私の答えだぁぁああ！！！」 気が付けば、何度も少女の姿を追っていた。自分の求めていた在り方が、今そこにあったような気がして―― こうして、彼女はどっぷりと日本カルチャーの素晴らしさに感銘を受け、子供向けアニメ「魔法少女リリカル・アリス」の沼にハマっていった。 無事に、魔法少女オタクと成り果てた彼女は、日本に移り住むことを決意し、一度帰国すれば、軍部に退職届を出し、日本語を猛勉強し、日本に移り住むこととなった。 また、元々の教養の良さもあり、子供に勉強と一緒に、何か自分でも伝えられることがあるんじゃないかと思い、英語教諭としてある高校に就職を果たした。 生真面目な性格であり、少々頭が固いところや厳しくなってしまうところもあるが、それでもひた向きに生徒と向き合おうとする姿勢がいい印象を与え、他の教師や生徒からの評判はいい。 性格は軍人気質なところもあり、少々ストイックな面はあるが、面倒見はよく、頼りになるお姉さんのような存在。 基本的に落ち着いており、並大抵のことでは動じない屈強なメンタルの持ち主で、どのような状況でも正確な判断が出来る。 元軍人であるため、身体能力面でも秀でており、バーディツ(バリツ)と呼ばれる柔道、サバット、棒術を組み合わせた武術を会得している。 魔法少女オタクであることは基本的に周りには話してはいないが、隠そうともしていない。 しかし、話し出せばオタク特有の早口ムーブになるところがある。 スタイルもよく、かなり美人な部類ではあるため、異性だけでなく同性からもモテるのだが、遠巻きに見られるばかりであり、いい出会いに恵まれていないため、結婚はおろか、彼氏も出来ていない。 魔法少女になった際は、見た目は中学生ぐらいの容姿になり、所謂彼女の憧れの姿を体現している。 普段の彼女からは考えられない明るさで笑顔を振る舞い、ステッキを巧みにくるくると回して流れる水が如く動きで敵を翻弄し、お得意の武術で敵を蹴散らす。 【キック】【組付き】【杖】【武道(バーディツ)】 軍に入る前から、師である父親に教わってきていた。そこそこ力にも自信はあるため、並大抵の相手であれば、簡単に組み伏すことが出来る。 【応急手当】 軍人時代に、ある程度の人命救助の術は心得ている。 【目星】 軍人時代、海上の如何なる異変もすぐに察知して見分けられるように。 【機械修理】 軍艦に搭乗し、なにか事故があった場合、即座に応急処置程度はこなせるようにと叩き込まれた。 【水泳】 海上での仕事になり、海の中での救助活動も迅速に行えるように、厳しい訓練をこなしてきた。 【操縦(ボート)】 救命ボートを扱う上で、必須科目として叩き込まれた。 【ナビゲート】 海上での遭難は命取りになるため、航海士として、船の進路を定めることのできるように。 【他の言語(日本語)】 日本に来日する際に、日本アニメをしっかりと理解できるよう、数年で問題なく会話できるレベルにまで叩き込んだ。 【シャトルラン回数】37回

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