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クトゥルフ PC作成ツール
くらり野論語
ID:3947495
MD:9d06b293010e8c89763790575bb7131c
くらり野論語
タグ:
なるせ家の探索者
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
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EDU
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
(くらりの/ろんご) 職業ベース*大学教授(指導科目が倫理なのでまあ専門分野という意味でいいかな~と思い選びました 中学教師なら多数生徒の挙動の把握も必要かなあというノリで職業Pを目星にも振りました 問題があればご指摘くださいすみません。) 少年は、ひどく怯えていた。彼が一体何をしたというのだろう。謂れのない暴力に不当な搾取、物品の破壊をはじめとしてありとあらゆる待遇を受けた。彼は痛いのも苦しいのも、恐ろしいのも嫌いだ。口腔に蝉の死骸を入れられるのも、100本ノックの的にされるのも、給食の皿に雑巾を入れられるのだって嫌だった。這いつくばって怯える自身を遥か頭上から見下ろす凍てついた視線が、好奇の目が、蔑むような眦がどうしようもなく恐ろしかった。 しかし、いつからだろう。己を嘲笑し愉悦に浸る無数の双眸のなかに、彼女のそれが加わったのは。石膏像のように白くすべらかな肌に黒檀の眼、絹糸のような短めの髪。華奢な体躯は力を加えればいともたやすく折れてしまいそうに頼りなげで、四肢には骨と血管の筋が浮いている。花のかんばせには今だ少女のあどけなさが残り、齢不相応に大人びた立ち居振る舞いに調和をもたらすかのよう。小さな掌を添えて鈴が転がるような声で笑う彼女に魅入られない男など、世界中どこを探したとて存在し得るだろうか。少年は少女のことを、狂おしい程好いていた。それはもう、辛抱堪らなかった。蹴られ嬲られているとしても、全てを吸い込んでしまいそうに美しいその瞳が此方を捉えているとあれば、もう天にも昇る心地であった。少年はお門違いにも、学年一の美少女に恋をしたのだ。 それでもやはり、与えられる苦痛には耐え難かった。いっそ快楽にでも変換してしまえば、落ちるところまで堕ちてしまえばどんなに楽だっただろうか。胸一杯に慕情を抱え込んだまま蹲り必死に世界をやり過ごそうとする哀しい少年は、狂い切れなかった憐れな子供の末路であった。 両親は彼が3匹目のペットを殺した日、遂に異変に気が付いた。いつものように救急箱から消毒液とガーゼを取り出した彼は、ペットの子犬が庭を歩いているのを見つけた。何かに憑かれたのか、考えあってのことなのかは彼自身にもわからない。静かに傍らへ寄った少年は緩慢な動作で足を振り上げた。どこか遠くの方で己を責め立てる声が聞こえる。丸まったまま次第にみすぼらしくなっていく小さな命は、何かひどくつまらないもののように見えた。その日を境に、彼は衝動的に動物を殺すようになった。それは恒常的な暴力と行き場のない辛苦のせいか、はたまた叶うはずのない恋心への憤怒からか。やがて事の顛末を悟った親たちは彼を転校させることにした。ただ一つ心残りがあるとすれば、彼女の写った卒業アルバムが手に入らなかったことだろうか。 大人になった彼は筋金入りの秘密主義、猜疑心の塊、もしくは誇大した被害妄想に常に取り憑かれていた。毎日のように訪れる悪夢に跳び起き、耳鳴りと頭痛から薬の手放せない日々を送っている。彼はまた、迷うことなく中学教師を志願した。自身が塵芥のように扱われたその場所へ敢えて舞い戻る彼の心はただ一つ、初恋の彼女であった。一目でも構わない、今となっては最早どれほど痛めつけられようとも、蔑まれようとも構わないから彼女に会いたい。二十年という長い月日は彼の恋慕を、ある種の狂気へと昇華させることとなった。その一心で彼は教師を志し、念願かなって中学校に赴任した。人を屑のように扱うその視線しか知らない彼の双眸は酷く冷え切ったままで、倫理を説くにはいささか不釣り合いだ。背後のサイの不在を証明できないのと寸分たがわぬ論理で、彼はあの頃の少女との再会を希ってやまないのである。私の世界の果てが即ち宇宙の終焉でありこれのみを以て人生とすると知りながら非言語的な、あまりに非言語的なそれとの邂逅を夢見ている。ヴィトゲンシュタインに傾倒したその男にとって死とは触れてはならない禁忌の一つであり、自らそれを選んだ胸中など慮るべくもない。しかし、ああ何故だろうか。特大の矛盾を抱えたまま幻影を追い求める彼の心には一つ、死んだ生徒の顔はそういえばあの子に似ていたかもしれないという気持ちが芽生えていた。もしも、万が一にも彼女であるかもしれないというのならば。己は生徒の死の真実を、知らなければならない。そうしてもう顔も思い出せなくなった彼女のもとへ、いかなければ。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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